「フォーカスライト」という曲について
収録されているCDは?
「フォーカスライト」は、2012年に発売された彼らのメジャー1stシングル『distance』のカップリングとして収録された曲です。
また、このシングルの表題曲「distance」と共に2ndフルアルバム『MASH UP THE WORLD』にも収録されました。
メジャーデビュー後初のシングルとなった『distance』ですが、オリコンチャートでは最高6位を獲得、アルバム『MASH UP THE WORLD』も最高4位を獲得するなど、両方ともに非常に人気の高い作品となりました。
この作品以降彼らの人気はグングン上昇していきます。
まさに彼らの転換期にあたる作品です。
どんな曲?
この曲は、彼らにしては珍しい全編日本語で書かれた楽曲。詞の世界観が先にあった為、日本語で書かれたそうです。
作詞作曲はボーカル・ギターのJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)が担当しています。
シングルのカップリングらしい、非常にエモーショナルでしっとりと聴かせてくる曲となっています。
歌詞に迫る
自分の信じた道を突き進め
フォーカスライト飛んでった 僕らはまた追いかけて行く
何千回も何万回も コロンでは立ち上がってみる
『くだらない』とボヤく 雑音なんかは無視をして
僕らは気の向くまま 風に乗せて飛ばしてみせる
出典: https://twitter.com/itowokashi_rock/status/811047234900897792
タイトルにもなっている「フォーカスライト」。これは何を表しているのでしょうか。
フォーカスするライトということで、これはステージ上にいる事を表現しているのでしょうか?
ステージの上でライトが当たる場所に立つというのは、それだけ目立つ瞬間であるということ。
ということは、そんな日の当たる明るい未来を目指して「僕らはまた追いかけて行く」ということなのでしょう。
周りが何と言おうと、明るい未来を目指して気の向くままに自らの道を突き進もうという意味が込められた歌詞です。
いつまでも子供でいいじゃないか
『綺麗ごとばかりじゃない』なんて 無駄に大人ぶるより
君の夢の続き見る方が 僕らは救われるんだ
出典: https://twitter.com/sekai0524/status/928215942009466880
大人になってくると、世間の辛さを実感して『綺麗ごとばかりじゃない』ということに否が応でも気が付いてしまいます。
それは大人になると同時に、とても悲しい事です。
そんな現実を突き付けられて悲しい気分になるよりは、子供のように無邪気に夢を語る「君」を見ていた方が救われるんだ、という内容の歌詞ですね。
いつまでも心に残るもの
泣いて笑ってサヨナラ
でもどこかでいつか
君が残した足跡 誰にも消させないから
世界の終わりがすぐそこに来たとしても
あなたがくれた魔法を
僕らは忘れないから
出典: https://twitter.com/MisakiH1995/status/403556912475553792
サビの歌詞です。
「世界の終わりがすぐそこに来たとしても あなたがくれた魔法を 僕らは忘れないから」という歌詞にはグッときますね。
身近なところで例えるなら、毎週楽しみにしていたアニメやドラマが最終回を迎えた場合。
最終回の放送日というのは、楽しみと同時に若干悲しい気持ちになってきてしまいますよね。
それでも、放送は終わってしまうかもしれないけど、アニメやドラマがそれまであなたに与えた感動はずっとあなたの心に残るのです。
そのように、大切な経験はいつまでも心に残って消えることはないということを熱心に伝える歌詞になっています。
これは、彼らの音楽が人々にそんな存在になって欲しいという気持ちを込めて書かれていそうですね。
時には辛くなる時もある
フォーカスライト飛んでった 僕らはまた追いこされて行く
何千回と何万回と 勇んでは打ちのめされる
『分からない』だらけの 彼らの言葉 無視をして
僕らは今も続く 青い春を謳歌してみせる
出典: https://twitter.com/MWAMbot/status/915535315057569792