映画「コンフィデンスマンJP」の舞台が香港ということもあってか、同じ東アジアの台湾でMV撮影が行われました。
香港ではなく台湾だったことには何か意味があったのでしょうか?
ビルの屋上で高層ビル、ネオンが微かに見える薄汚い街が良いですね。日本とは違う雰囲気が出ている気がします。
ティザー映像に続いてMVも公開!
29秒のティザー映像は一瞬すぎて、深く理解することはできない映像でしたね。
その後ファンが胸を膨らませる中、MVが公開されました。
台湾らしい映像
やはり海外というだけあった、日本っぽくない映像に仕上がっています。
何となく感じたのが「色」です。台湾は日本から程近いので顔や肌の色で見分けがどうこう〜という話にはなりません。
ですが、映像に使われている色、着ている服の色など若干違うような気がします。
ネオンの色もただの赤色、オレンジ色のようでどこか力強さを感じます。同じように感じた方はいませんか?
台湾の学生たち
MVはティザー映像でも取り上げられていたOfficial髭男dismの演奏シーンと、台湾の学生たちを切り取った映像で構成されています。
大学生たちの休日のようですね。
ショッピングカートで遊んだり屋台でご飯を食べたり。気取っていない感じは表情からも伝わります。
日本の学生とはちょっと違いますね。
MVのエンディングに注目
MVが進むに連れて、学生全体ではなく1組の男女が強くフォーカスされるようになります。
ラストサビ辺りではお互い思い出を振り返るように、沢山の写真が出てきます。
沢山の学生たちで行なっているパーティから気になる女の手を引き、外へ連れ出す男。
部屋から抜け出し最後には…。って何もないのかよ!!!
抱きしめるなり何なりあっていいシチュエーションなのに、そこでMVはフェードアウトします。
…これってティザー映像じゃないんですよね?予告映像ではないと知っていながらも、2人の続きが非常に気になるのですが…笑
結局、pretenderとは?
pretenderというタイトルですが、お伝えしたように偽善者というような意味です。
しかし、MVを観ても偽善っぽさを感じるところは特に見当たりませんし、何なら純粋、偽善とは逆でとても自然な印象を受けました。
歌詞を聴いていてもいまいちピンと来ないのですが、ここかな?と思ったのが、サビ最後の「君は綺麗だ」の部分です。
グッバイ
君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない でも離れ難いのさ
その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや
グッバイ
それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」
出典: Pretender/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
「好き」 という感情を歌っているのは分かるのですが、サビの最後、一番大事なことを伝える場面で「好き」という言葉を使っていません。
「綺麗だ」と表現しているのみです。
愛を伝えたいのであれば「好き」と言ってしまえばいいのに、あえてその言葉を使っていないところが引っかかりました。
特にラストサビは「好き」と口にしてしまってもよかったのでは?と思ってしまいます。
MVで2人を最後まで観せてもらえないのと同じようなムズムズを感じますね。
もしかすると映画の中に隠れているのではないかもしれません。