独自解説に先立って
SMAPの「この瞬間、きっと夢じゃない」の歌詞を独自解説します。
この曲は、北京オリンピックのテーマソングになったことでも有名です。
オリンピックを応援するための歌ですから、勇気をもらえる内容といえるでしょう。
ですのであえて、スポーツっぽい!と思うところを封印しました。
「こんな解釈もあるのか」と思っていただければ幸いです。
「この瞬間、きっと夢じゃない」の収録情報
CD収録は4種類
まずはシングルとしてのリリース「この瞬間、きっと夢じゃない」。
カップリング曲に「two of us」とそれぞれのカラオケバージョンが収録されています。
オリジナルアルバムの「super.modern.artistic.performance」と2つのベストアルバムにも選ばれました。
「SMAP AID」とは
SMAPのデビュー20周年を記念して発売されたベストアルバムです。
限定出荷品ですので在庫が切れてしまったらもう手に入りません。
それゆえその存在を知らない方も多いのではないでしょうか。
インターネットによる投票で、選曲されたベストアルバムなので当時ファンに人気がある曲を網羅した内容です。
特典として赤いハンカチか黄色いハンカチが封入されている黄色盤と赤いハンカチが封入されている赤色盤があります。
赤の方が手に入りにくいのか、高値で販売されていることもあるようです。
25周年ベストアルバムにも収録
「この瞬間、きっと夢じゃない」は2016年に発売された「SMAP 25 YEARS」にも選出されました。
3枚組のベストアルバムで、ディスク3に収録されています。
いかにこの曲が人気曲であるのかがわかります。
歌詞の意味を独自解説!(前編)
明るいとはいえない未来を感じる冒頭部分
震え出した手を見つめ 高まる鼓動指先まで
逃げたくなるくらいの不安に そっと一人目を閉じた
出典: この瞬間、きっと夢じゃない/作詞:Hi-Fi CAMP 作曲:Hi-Fi CAMP
ドキドキしているとき、指先まで血液が流れるのが感じられるような感覚になります。
そして、できるかどうか不安。
会社に行きたくないと、目を閉じる。
学校に行きたくないでもいいですが。
誰にでもありそうなシチュエーションであり、共感が持てる部分です。
きらめいては消える夢の影 追いかけては向かい風
何度も諦めそうになって その度また繋いだ夢
出典: この瞬間、きっと夢じゃない/作詞:Hi-Fi CAMP 作曲:Hi-Fi CAMP
何かをやってみようと夢を追いかける時には必ず障害があるものです。
うまくいきそうという時に逃げられてしまったことはありませんか?
逆に、うまくいかないから諦めようと思った時にチャンスがあったなんてことも。
何回も嫌になって、でもその度に何とか復活して続けてきた。
成果を出している人でも最初からうまくいったという話はなかなか聞きません。