『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』
2017年5月にデビュー25周年を迎えたMr.Children。
それを記念して、Mr.Chilrden史上最大規模の全国ツアー『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』が行われました。
ツアーの最終公演となった熊本県民総合運動公園陸上競技場でのライブ映像が、2018年3月にDVD、Blu-rayで発売されることが決定しました。
400分を超えるボリュームのある映像作品となっています。ファンの方も、ツアーに落選してツアーに行けなかった方も必見です。
Mr.Children「fantasy」
「fantasy」はMr.Childrenの18thアルバム「REFLECTION」に収録されいているアルバム楽曲です。
デビューから25年を迎えたMr.Childrenは既に18枚のアルバムを出しています。国民的バンドといわれるだけあって、流石です。
「REFLECTION」は非常に完成度の高いアルバムと評されていますが、その中でも「fantasy」が一番好きだ、と答えるファンが多いようです。
BMW CMソング
「fantasy」はBMWの「2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー」のCMソングとして起用されました。
外車のCMに日本のアーティストが起用されるというのは珍しいのではないでしょうか。
BMWはFR(後輪駆動)がメインでしたが、2シリーズからFF(前輪駆動)が作られるようになりました。
「fantasy」はライブ曲!
2015年3月から6月にかけて、アルバム「REFLECTION」を提げて行われた『TOUR 2015 REFLECTION』では、「fantasy」がライブの1曲目を飾っていました。
アルバムの中では14曲中9曲目という、そこまで目立つ順番にある楽曲ではありませんでした。
アルバムを提げて行われるライブの場合、アルバムの楽曲順を崩さずにセットリストが組まれ、間に人気曲が入るというパターンが多い気がします。
ですが『TOUR 2015 REFLECTION』では、アルバム楽曲もバラバラに組まれています。
ライブの1曲目となる楽曲は、観客の注目が最も集まる曲ともいえます。この曲はライブのために作られた楽曲だったのです。
歌詞解説
テーマが変化していく難しい歌詞
「fantasy」の歌詞を解釈する場合、直訳だけでは解釈しきれません。
作詞を行った桜井和寿さんの思いを汲み取りながら、どういう意味なのか読み取ってみました。
1番の歌詞にはコードを掲載しております。弾き語りの際は参考にしてみて下さい。
Mr.Childrenとファンの繋ぐ曲
F Gm Am Dm B♭ Am Gm7 C
隣の人に気づかれぬように 僕らだけの言葉で 話そう
F Gm Am Dm B♭ Am Gm7
知られちゃマズい たいそうな話は 特にないけれど
出典: fantasy/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Aメロに出てくる”僕らだけの言葉”というのは、横にいる人に聞こえないこそこそ話というわけでも、知らない言語で話すというわけでもありません。
”僕ら”というのは、ステージの上のMr.Childrenとライブに来ている観客のことを表しています。
ライブに来たお客さんはお金を払って会場に来ているので、ライブに来た人だけの特別感を味わってもらいたかったのでしょう。