【いま逢いたくて…】とはどんな曲?

「名探偵コナン」のエンディングテーマに起用された楽曲

DAIGO【いま逢いたくて…】歌詞の意味を徹底解釈!君の居場所はどこ?白に染まった心ってどんな気持ちの画像

テレビでの活躍もさることながら、アーティストとしても活躍している【DAIGO】。

プライベートでも「北川景子」と結婚するなど、話題に事欠きません。

そんな彼が2013年12月4日に両A面シングル「BUTTERFLY/いま逢いたくて…」をリリースしました。

「BUTTERFLY」はテレビCM「カードファイト!! ヴァンガード」の公式イメージソングとして起用。

「いま逢いたくて…」はテレビアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマに起用されました。

両曲ともに注目度抜群の楽曲となったこのシングル

今回歌詞の意味を読み解いていくのは、後者の「いま逢いたくて…」です。

この歌がどのような楽曲で、どのような想いを込めて作られたのか。

歌詞の意味を徹底的に解釈していきたいと思います。

タイトルから読み取れること

タイトルは【いま逢いたくて…】。

ここから読み解くことができるのはこの楽曲が、誰かを想っている歌だということです。

注目して欲しいのは漢字です。

「会いたい」ではなく「逢いたい」となっています。

「逢う」の漢字を使うことによって、男女の恋心を連想することができるのです。

つまり逢いたいという想いは、主人公から恋心や好意を抱いている相手に向けられているのです。

ここから伝わるのは主人公の想いの強さ。

あえてこの漢字を使うのは、少しでも自分の気持ちを相手に届けたいからでしょう。

主人公の想いの強さも踏まえながらこれから歌詞の意味を読み取っていきたいと思います。

2人の関係性

止めることのできない想い

いま逢いたくて 君に逢いたくて
今もこの胸は君色に染まる

出典: いま逢いたくて…/作詞:DAIGO 作曲:DAIGO

歌い出しの歌詞です。

始まりから主人公の相手に対する想いが伝わってきます。

頭の中で考えているのは相手のことばかり。

ただ相手と一緒に話をしたり、笑いあったり、何気ない時間を過ごしたいのです。

主人公の心の中は、愛しの相手一色に染まってしまっています。

相手のことしか考えられないほどに虜になってしまい、恋しくてたまらないのです。

その気持ちは少し前から変わらずにいることを読み取ることができます。

2人は現在どのような関係で、相手はどこにいるのか。

歌詞からさらに読み解いていきたいと思います。

冬の気温と重なる心

君がいなくなって 1人きりの冬が
寂しくて 冷たい指先震える

出典: いま逢いたくて…/作詞:DAIGO 作曲:DAIGO

ここからは2人の今の関係性がみえてきました。

現在、相手は主人公の前から姿を消してしまったのです。

今までは一緒に春夏秋冬を過ごし、四季折々の日々を2人で謳歌してきました。

しかし冬になった今、主人公は1人震えているのです。

冷えた指先が震える理由は、気温の低さと心の寒さ

今の自分は誰も側に寄り添ってくれる人がおらず、1人寂しい冬を過ごさなければいけないのです。

この歌詞では冬の凍えるような冷気と同じくらい冷え切った主人公の心が表現されていました。

主人公にとっての温もりとは

君が握り返す 掌の熱が
凍えそうな心 温めてくれた

出典: いま逢いたくて…/作詞:DAIGO 作曲:DAIGO

主人公の心をいつも温もりで包んでくれたのが「君」でした。

凹んでしまった時や落ち込んでしまった時にいつも側に寄り添い支えてくれたのです。

主人公にとって相手の存在は癒しであり、幸せだったのでしょう。

温もりから連想されるのは、眠ってしまいそうな心地良さだったり、リラックスしている情景です。

主人公も相手と一緒にいることで自然体のようにリラックスでき、幸福感に包まれていました。

昔はお互いを支え合い、2人で幸せを噛み締めていたことが伝わってくる歌詞になっているのです。

運命の出会いと信じていた