さて、ここで「BEAUTIFUL NAME」の歌詞を見ていきましょう。

DEPのカバーではイントロ部分でDREAM SHIZUKAさんのMCが少し入ります。

内容は「We' re Dance Earth Party」「Love and Peace」「to the beautiful world」です。

無邪気な子どもたち

今日も子どもたちは 小さな手を広げて
光とそよ風と 友達を呼んでる

出典: BEAUTIFUL NAME/作詞:奈良橋陽子,伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ

歌いだしのこの部分では、たくさんの子どもたちが無邪気に駆け回っている様子が浮かびます。

この「無邪気な子どもたち」というのがこの歌の一番核にある部分だと思います。

ひとりずつひとつ

誰かがどこかで答えてる その子の名前を叫ぶ
名前それは燃える命 一つの地球に ひとりずつひとつ

出典: BEAUTIFUL NAME/作詞:奈良橋陽子,伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ

先ほど無邪気に駆け回っていた子どもたちが、お互いに名前を呼んでいる光景です。

しかし、単に名前を呼び合ってほほえましいという具合にはおわりません。

ここで一気にスケールアップして、地球規模の視点になります。

そして名前が「燃える命」であると、その重要性を訴えます。

つまり「名前」がその子どものアイデンティティを象徴しているのだと思います。

「名前」を大事にすることは、その子どもの人格を大事にすることに結びつくということでしょう。

美しい名前

Every child has a beautiful name
A beautiful name a beautiful name
呼びかけよう名前を すばらしい名前を

出典: BEAUTIFUL NAME/作詞:奈良橋陽子,伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ

英語の部分は「すべての子どもは美しい名前をもっている」という意味です。

そしてその名前を呼びかけようと訴えています。

歌声が世界を包む

今日も子どもたちの 歌声が世界を
大きく包むだろう 大きく回るだろう

出典: BEAUTIFUL NAME/作詞:奈良橋陽子,伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ

子どもたちは歌うことが大好きです。

その子どもたちの歌声が世界中を包み込むと「平和」に結びつくのかもしれません。

仲間の名前に溶ける

一人の子どもの悲しみも 仲間の名前に溶ける
名前それは燃える命 一つの地球に ひとりずつひとつ

出典: BEAUTIFUL NAME/作詞:奈良橋陽子,伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ

筆者個人としては、このパートの歌詞が一番好きです。

悲しみが「仲間の名前に溶ける」というのは、美しい表現ですね。

仲間がいるからこそ、悲しみも乗り越えられるんだと思います。

そしてそれは、一つしかない地球全体についても言えることなんだと思います。

このあと、子どもたちのコーラスが響きます。

大きくても小さくても