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本当に安室さんの地元、沖縄県のことが歌われているようです。

青い海、丸い太陽、澄んだ空。

東京など大都会で毎日仕事を頑張っていると、心が疲れてしまうことはありますよね。そんな時に故郷に帰って大自然に触れると心が癒される。そんな気持ちが歌われています。

自分に嘘をついて、意地を張って、本当の自分の心の声を無視していたことに気づく主人公がいます。

広げた白い地図には行く場所がない、と歌われていますが、きっと目的やゴールさえ見失ってしまったのでしょう。

私たちも、目の前のことに一生懸命になっていると「いったい私はなぜこれを頑張っているのだろう」「本当は違うことがやりたかったのでは？」など自分に問いかけたくなる瞬間はありますよね。

目を閉じたままだと、世界が綺麗なことさえ気づけない。見て見ぬふりはしてはいけない、という意味にも解釈できます。

本当は気づいているのに、気づかないふりをしていてもだめ。見たかった綺麗な景色が見られなくなってしまうから。そんなふうにも聞こえます。

黒い感情を正義とすり替えていた、とあります。湧きおこるマイナスの感情を、これは正義だからと自分に言い聞かせて、自分の本当の気持ちを無視して続けていたのでしょう。

そんな先には何があるか？心も体もストレスでボロボロになってしまいますよね。

主人公は、ボロボロになりそうな自分に気づいたのでしょう。「Get Myself Back」＝自分に戻ろう、と。自分を押し殺して傷つくために生まれてきたのではない。

自分がもっと心地よいと思う場所に行こう、昔やりたかったことをやろう。そんな意味にも解釈できます。

現状を変えていくのには、多かれ少なかれ勇気がいりますよね。だから、「大丈夫」「全てはうまくいく」と自分に言い聞かせ、勇気づけているように聞こえます。

信じるものを守るためなら一人も恐れない、という強い決意が歌われていますね。

続けて「欠けてしまった気持ちを探しては　同じ場所行ったり来たり」と歌われていることから、自分の気持ちに欠けた部分がなく納得してるとき、自分を信じていることができているときは、たとえ一人になっても怖くはない。

そんな風に解釈することもできそうです。

不安に飲み込まれそうになって前ばかり見ていた、とあります。つまり、前以外の周囲は見えていなかったということなのでしょう。

周囲が見えていないということは、自分が今どんな状況にあるのか不安にかられて冷静に判断できていなかったということでしょう。

「あの日に見た 景色の中」のあの日とはいったいどんな日でしょうか。景色の中というヒントから考えると、きっと、幼き日に故郷で自分はできると信じていた日のことではないでしょうか。

巡る季節が新たな景色を連れて、とありますね。1番のサビでは未来への不安の方が大きく感じましたが、ここまで歌詞を読んでみると、2番のサビでは希望や自信も感じることができます。