コブクロ「流星」がドラマ主題歌に！動画の再生ランキングは？歌詞を検索！

かなり幻想的なMVですよね。

窓の外の景色を見ているとまるで宇宙の真ん中を漂っているように感じます。

進み続ける電車は人生を表しているのかもしれませんね。

小渕健太郎が乗っていた列車に黒田俊介が入ってきたのは、2人でコブクロという人生を進んでいるからと解釈できます。

男女が別々の列車に乗っているのは、同じ未来を進むことができなかったことを意味しているのだと思います。

コブクロの曲の中でこの「流星」の再生ランキングは「未来」、「蕾」、「赤い糸」に続き第4位で、再生回数が1200万回を超えています。（2017年7月30日現在）

曲の出だしには星が流れるような音が響き、静かでゆったりとした雰囲気を感じることが出来ますね。

この楽曲のキーワードとなっている「クラゲ」が曲の始まりから出てきます。「クラゲ」は「海月」とも「水母」とも書きますよね。ほかにも「水月」「鏡虫」などと書く場合もあります。

色んな漢字がある中で「海月」を小渕健太郎が選んだのは、水に浮かぶ「クラゲ」を見ていると宇宙をイメージしたからだそうです。

「瞼の奥の宇宙」というのは、目を閉じた時にできる暗闇のこと。目を閉じて相手をイメージすれば無限の世界が広がりますよね。

僕が君を想い、君が僕を想う。

どんな状況に陥っても、離れ離れになったとしても目を閉じれば、いつでも繋がりを感じられることを歌っています。

空に輝く星を人の心に例えています。

人の心を月や太陽の様にじっとしているものではなく、動き回る流星に例える感覚が素晴らしいですよね。

そして、心となる星は今いる所からどこかへ飛んで消えていくものではなく、遠くに引き裂かれた星が流星となって引き寄せられると表現しています。

一つの星座になるために、離れた二つの星が飛んでいる。

二人の想いの強さを感じることが出来ますね。

「君」を求めている僕には、例え君以上に綺麗だとか優しいとか魅力があったとしても、「君の存在」の代わりにはならないと歌います。

心は求めているのに触れることができず、つい幻を抱きしめてしまう。

その切なさや会いたいという強い思いがひしひしと伝わってきますね。

この曲の二人が想い合っているのに一つになれないのは、君の中にある迷いのせいだと語ります。

でも、迷いはすべて受け止めるから怖がらずに頼ってほしいと声を掛けています。

ラストにもサビのリピートが入りますが、黒田俊介の歌い方の変化で、君のもとへと届きたい想いがさらに強く変化したことに気付きます。

この曲を聴いていると、まるで星空の下にいるように感じますよね。

いかがでしたか？

最初から最後まで情景が目に浮かぶような楽曲「流星」。

本人たちも絵本のようだと語るこの曲はドラマの雰囲気ともぴったりで、2010年秋ドラマ主題歌人気ランキングでも見事1位を獲得しました。

切ない中に優しさや強さを感じられるこの名曲を是非聞いてみてくださいね。