Move the World

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE【Move the World】歌詞解説!の画像

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

2014年から活動を始めたダンスアンドボーカルグループです。

この「Move the World」は2019年10月30日に発売された曲です。

AbemaTVで放送されていた「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」のエンディングテーマでもあります。

この曲のタイトルには「自ら世界を変える」という意味が込められています。

「格闘代理戦争」で若手ファイターが人生を変えたいという想いにぴったりな曲なのです。

この曲は「自分を変えたい」と思っている人にもおすすめな曲。

曲の歌詞からは、夢を叶えるための熱い想いが描かれています。

それでは、この曲の歌詞について解説していきましょう。

現状を変える

つまらない日常

空とビルの間に埋もれていた
見慣れたこの街はセピアに染まってた
静けさの中でI made up my mind
決意は不安を突き抜けた

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love

この歌詞の4行は、今の自分の現状がしっかりと表れていることが特徴です。

「ビル」という言葉がよりリアルな雰囲気を醸し出しています。

また「埋もれる」という表現からも、自分が周りの人の中に埋もれているような描写です。

自分の特徴がない、なにも秀でていることがない、そんな印象を受けます。

そしてそんな変わらない、なにもない毎日を過ごしているのです。

歌詞の2行目に「セピア」という言葉が出てきます。

セピア色といえば、少し古いような印象。

自分がいる風景を見すぎて、新しさを感じないのです。

そして、新しさを感じるようなガヤガヤとした印象、また自分のワクワク感もない。

いかに自分の気持ちがワクワクしていないかが伝わってきます。

そんな中で、ある気持ちが芽生えてくるのです。

それは「なにか新しいことを始めたい」「自分の今の状況を変えたい」という気持ち。

歌詞の4行目にあるように、不安を感じないほどの強い気持ちが芽生えたのです。

なにか新しいことを始めたり、今自分がいる状況を変えるときには、不安を感じてしまうもの。

そんな気持ちを消してしまうほどの強い決意を持ったのです。

今ここから

今 Move the world
続いてく未来
どこにたどり着けるのか
まだわからない
でも Move the world
新たな世界始まりはいつも Right here
We can move the world

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love

そして1行目にはタイトルとなる言葉が出てきます。

今この現在から世界は変わり、その変わる世界はこの先も続いていきます。

この「世界」という言葉。

自分の中の世界、つまり自分の日常という意味が込められています。

歌詞の3行目、4行目は先ほど述べた新しいことをするときの不安が描かれています。

自分がどこに向かうのか、目標とする場所へたどり着けるのか、なにもわからない状態。

しかし、それでも日常は続いていくものです。

止まることはできません。

また、過去が戻ってくることも絶対になくて、いつも今いる場所からスタートするのです。

自分が歩みを進めることによって、自分の世界は絶対に変えることができます。

今この瞬間

走り出す

信じて Run and run
走り出す Brand new world
立ちむかう Higher zone
We can move the world
風起こし just rising
今がその Best timing
強く I believe
Yeah,Yeah we can move the world

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love

なにかを挑戦するときには気持ちが少しぶれてしまうこともあります。

しかし、どんなことがあっても自分の気持ちに嘘はつかず「この道は間違っていない」と思うこと。

そして進み続けるのです。

そうすれば新しい世界に絶対たどり着けるのです。

歌詞の3行目には「Higher zone」という言葉が出てきます。

これは高い区域という意味があります。

高い場所にスキルアップするという意味もあるでしょう。

そして、高い壁も表しているのではないでしょうか。

なにか挑戦するときは壁にぶつかってしまうもの。

しかし、この壁にぶつかることでさらにベルアップして高い場所に行くことができるのです。

歌詞の5行目に風を巻き起こすような描写があります。

風と同時に自分の力も放つのです。

強いパワーを放っているような印象を受けます。

そして「今だ」と思ったとき、自分の力をとにかく信じるのです。

「世界を変えたい」という気持ち、「自分ならできる」という気持ちを強く持つのです。

この部分の歌詞は曲中で3回同じものが出てきます。

とても強いメッセージがこの歌詞に含まれていることがわかるのではないでしょうか。

この歌詞には他の部分の歌詞と違って、とても颯爽感があるのです。

進んだり、向かったり、まさに自分が今走り出しているようなシーンなのです。

いつでも夢は叶えられる

終わりは始まり
We gotta keep on moving on
繰り返してく Forever
I gotta move on, move on till I die

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love