歌詞の1行目は2つの意味で捉えることができるのではないでしょうか。

1つ目の意味は、挫折をしても決してそれで終わりなのではなく、それを糧にまた歩いていくということ。

2つ目の意味は、夢を叶えたあと、そこからまた新たな夢が始まっていくということ。

どちらでも捉えることができます。

どちらの意味であったとしても、ずっと行動し続けるつもりでいるのです。

歌詞の4行目は、自分の命が尽きるまで動き続けるという意味。

つまり、死ぬまでずっと世界は変えられるのです。

「何歳になったら終わり」ということは決してなく、生きている限り世界は変えられます。

これらの歌詞から、何歳になってもなにかをスタートすることには遅くないということがわかります。

世界を変えることに早い、遅いということはないのです。

強い気持ち

絶対大丈夫

無謀なほど Far away でも揺るがない
必ず We'll find the way
Hope you understand

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love

歌詞の1行目では、とても難しい目標を立てているということが伝わります。

自分には無理かもしれないと思うほど遠い道だとしても、そんなことは関係ありません。

達成するまでにどれだけ時間がかかっても、絶対に少しずつでも道を見つけることができるのです。

道が見つかれば、絶対に目標にたどりつけるはず。

そんな強い気持ちが表れています。

また、歌詞の3行目の英文は「理解してほしい」という意味。

どこか必死な印象を受けるのではないでしょうか。

まるで「絶対大丈夫だから、わかってほしい」というような言い方。

諦めかけていたり「無理かもしれない」と思っている自分をとても必死に励ましてくれているようです。

聴いている私たちのことをとても想ってくれているような、強い気持ちが込められている一文です。

意思の強さ

君の Word 深く Touch me
But I gotta go
No one can stop me
手伸ばした彼方の Sign 掴むまで
今こそ Move the world, move the world
We can move the world

出典: Move the World/作詞:TSUGUMI 作曲:Ava1anche・Andy Love

歌詞の1行目に出てくる「君」。

これは自分の挑戦に声をかけてくる相手のこと。

相手が自分にかけた「そんな挑戦は無理だ」という言葉が自分に深く刺さったのです。

なにかを始めるとき、そのような言葉をかけてくる人はいるものです。

自分のことを想ってそんな言葉をかけてくれているということもあります。

しかし、それでも進まなければならない

誰にも自分を止めることはできないのです。

自分の意思の強さを感じます。

世界を変えるためにはそれほどの覚悟が必要なのかもしれません。

自分が目指している目標を達成するまで、とにかく動き続けること。

道を進み続けることで、目標とする場所へたどり着くことができるのです。

世界は変えられる

どんな人に聞いてほしい?

歌詞を解説した上で、この曲を聴いてほしい人。

それは、今自分の身の回りの景色がセピア色になっている人です。

セピア色は「味があって良い」と捉えることもできます。

しかし、それはその景色が古くなってきているということでもあるのです。

見慣れすぎてしまって、新鮮さがない。

静かな状態で、なにかワクワクすることもない。

そんな状態をずっと続けていては、人生は面白くなりません。

もし自分がなにか挑戦したいこと、やりたいことがあるのであれば、チャレンジするべきなのです。

そんな現状を変えたい人に聴いてほしい一曲です。

メッセージ

この歌詞から伝わることは「世界は自分で変えられる」ということ。

なにかをチャレンジすることはとても難しく、勇気がいることです。

周りの人に止められることもあるでしょう。

しかし、私たちがなにかを始めてはいけない理由などありません。

誰かが自分を止める権利もありません。

たとえその目標が自分には無理かもしれないと思ったとしても、自分が目指すべき道に進めば良いのです。

少しでも進めば、必ず道ができます。

そして、今この瞬間がスタート地点となるのです。

なにかを始めることに早い、遅いということはなく、年齢も関係ありません。

私たちはいつでも、いつからでも、世界を変えることができるのです。

そんなメッセージがこの曲には込められています。

まとめ

THE RAMPAGEの「Move the World」の歌詞について解説しました。

なにかを始める方にとって、その最初の一歩を一緒に踏み出してくれるような楽曲です。

この状態を変えたい、新たになにかをスタートしたいと思ったときは、ぜひこの曲を聴いてみてください。