君といればすぐ救われるけれど、彼の近くに今君はいません。
少し辛そうな表情がうかがえます。
主人公にとってその人の存在がどれだけ大きいのか、よく伝わってくるシーンです。
そして最後には、街の路地裏に倒れ込んでしまいます。
「君」のことだけを考え、探し求め、踊り、ついに力尽きてしまった様子。
そんなNissyですが、MVの最後には優しく微笑んだ表情を見せてくれます。
まるで「どんなに疲れていても君だけを見ている」と言っているかのように。
歌詞の意味は?
「完璧な恋愛」じゃなくていい
交わって来た時は長いのに
届きはしない「愛してる」のメッセージ
完璧なんて求めてない
君が生まれて僕と出会って
恋に堕ちただけ
出典: Addicted /作詞:Takahiro Nishijima, 宏実 作曲:Chris Meyer, Joan Mengler
長い時間一緒に過ごしてきたのに、なかなか伝わらない「愛してる」という純粋な想い。
主人公は、それをどう相手に伝えたらいいのか思考を巡らせています。
しかし彼は、そこに完璧な答えを求めているのではありません。
恋愛に正しい答えなど存在しないのです。
下手でも不格好でも、自分なりの方法が見つかればそれでいいのだと言っているように感じられます。
人間なら誰しも失敗をします。
恋のマニュアルもありませんし、答えを教えてくれる人もいません。
彼のように、自分なりの恋愛の形を求めていきたいものですね♪
まるで鎖のような関係
理解なんていらない
(2人のRelationship)
ただもうやめられない
(鎖のPartnership)
出典: Addicted /作詞:Takahiro Nishijima, 宏実 作曲:Chris Meyer, Joan Mengler
「僕」と「君」がお互いのことを好きであるという事実があれば、それでいい。
自分たちが満足していれば、周りに認めてもらう必要は全くない。
そう言っているように解釈できます。
他の人にどう思われるかという心配など、頭の片隅にも無いよう。
2人がどう感じるかが1番重要なのです。
恋愛において何が本当に大切なのか、気付かせてくれる歌詞ですね♪
そして、2人の関係を鎖という言葉で表現しています。
彼らが築き上げた関係は、誰にも壊すことができないほど強いのです。
そんなお互いの強い想いによって実現した恋愛に、憧れてしまいますね!
本当の気持ちを押し込まないで
歩いていく先に冷めた視線のEnemy
ムカついたから 笑顔してみせますから
心に従うだけ
出典: Addicted /作詞:Takahiro Nishijima, 宏実 作曲:Chris Meyer, Joan Mengler
この部分の歌詞では、恋のライバルの存在が明かされています。
そして、その敵に対して笑ってみせる主人公。
お前には負けない、あの子は僕がもらった。
そんな自信に溢れた様子が伝わってきます。
また、彼は決して自分の心に嘘をつくことをしません。
恋をしていると、相手にどう思われるか気になってしまいます。
傷つくのが怖くて行動を起こせず、消極的になってしまう人もいるでしょう。
しかしそれは「好き」という本当の気持ちを押し込んでいるのと同じなのです。
自分の心に従って行動しなければ、後になって後悔してしまうのではないでしょうか。
そうならないためにも、心に正直に恋をすることは大切ですね♪
英語フレーズの歌詞を解説
今回の楽曲「Addicted」では、英語で歌われている歌詞がよく目立ちます。
難しいといわれる英語の発音も、スラっと歌いこなすNissy。
歌もダンスも英語もできるなんてカッコいいですね!
それでは曲の理解をより深めるために、英語フレーズの意味を詳しく探っていきましょう♪
君の想いを確かめたい
Am I taking it wrong or right?
How do you feel?
出典: Addicted /作詞:Takahiro Nishijima, 宏実 作曲:Chris Meyer, Joan Mengler
『僕が勘違いしているだけ?
それとも合ってる?
君はどう感じてるの?』
歌の1番初めに歌われているこのフレーズ。
相手も自分に興味があるのかな?
それとも自分が1人で舞い上がっているだけ?
そのような、誰かに恋をしている時に感じる不安を表しています。