【スーパーヒーロー/私立恵比寿中学】歌詞の意味を解説！僕も君もスーパーヒーロー！敵はどこにいる？！

自分が勝利し、そして敗北する、これはどういう意味でしょうか？

つまり、戦うべき相手は自分自身ということなのです。

そして、倒れてしまっても、また立ち上がれば！

曲では間を開けずに歌われますが「…」の部分にエネルギーをためている様子が現れています。

誰でもそうだと思いますが、人が常に勝ち続けることはありません。

むしろ、負け続けだと感じている人の方が多いかもしれません。

周りから見ればどんなに幸せそうに見える人でも、不安や孤独に悩む日はあるのです。

でも、そこからまた歩き出すことができる…これもまた真実だと思います。

そして、もう一度「今は未来のスタートラインである」と繰り返して曲が終わります。

全編を通して、とても力強いエールに満ちた歌詞でした。

この「スーパーヒーロー」を作詞したのはシンガーソングライターのYuReeNa（ゆりーな）さん。

2016年に行われたインタービューで、友達についての歌詞を書くことが多いと語っています。

元気になってほしい思いを歌詞に込めたりするとのこと。

「スーパーヒーロー」もまさに友達に対する応援歌ですね。

ここでもう一度、MVを観てみましょう。

ストーリーを大まかに言うと、バラバラだった私立恵比寿中学のメンバーが出会い、集結していくという内容。

歌詞に合わせて、メンバー一人一人の孤独、そして仲間との出会いが描かれます。

曲は「スーパーヒーロー」ですが、女性なのでここでは「ヒロイン」にさせていただきます。

本当ならヒロインの証であるマントを着けているメンバーですが、何故か寂しい顔。

自分にしか見えないマントがコンプレックスなのです。

しかし、自分以外にもマントを着けているヒロインの存在に気がつきます。

ヒロイン同士の出会いが、笑顔を作り、そして互いを助け合いより力強くなっていく。

コンプレックスの証だったマントが、ヒロインの証に変化するのです。

自分の中に、強さと弱さの両方があるんだという歌詞を素晴らしく表現していると感じました。

ところで、本筋とはちょっと離れますが、個人的に面白かった点をひとつだけ。

八百屋さんをやっていた真山りかさん、はじめはマントを着けてないんですね。

どこからか届いたらしい荷物に、マントが入っていて怪訝そうにみています。

自分自身のコンプレックスに気がついていなかった、ということなのでしょうか？

ちょっと興味深いシーンでした。

さて、OTOKAKEでは、私立恵比寿中学の楽曲紹介、メンバー紹介の記事を掲載しています。

そのなかから、いくつかピックアップしてご紹介します。

「シンガロン・シンガソン」は2017年に発売された11枚目のシングル。

こちらも歌詞としては「応援ソング」にあたりますが、曲調はまったく違いますよ。

「でかどんでん」は2018年に発売された12枚目のシングルです。

渡辺直美さんが出演するMVが話題になりました。

このほかにも、私立恵比寿中学のメンバー紹介も掲載しております。

良かったら、お読みくださいね。