大人になるにつれて、人は社会のルールでがんじがらめになっていきます。
年齢とともに増していく責任も相まって、どんどん自由度は落ちていくものです。
しかしそんなしがらみに縛られたままでは、好き放題生きることができません。
そこでとった選択肢が、時を逆行して幼い子どもになってしまうこと。
もちろん実際に若返るわけではなく、大人のような縛りのない自由な子どもの生き方を目指すということです。
これも、好きなように生きたい!という気持ちが強く表れている部分だといえますね。
また3行目にある行動はまさに、2行目で子ども心に戻ったからこそのものでしょう。
気になるものを見つけたらすぐに飛びつく、そんな好奇心旺盛な姿勢はまさに本能的です。
失敗だってご愛敬
ごめんなんだったっけ 今ツッコミはノーサンキューで
諸々問題はあっても カワイイで片付けて
出典: イミ・ナイ・ダンス/作詞:吉田靖直 作曲:縄田寿志
生きていれば様々な困難にぶち当たります。
それは自分以外のところで発生するものもありますし、自分自身の失敗が原因の場合もあります。
いずれにせよ、本来はきちんと解決に向けて動かなくてはなりません。
しかし好きなように生きたいなら、いちいちそんなことに構ってなんかいられません。
「この失敗はご愛敬!」でなんとかその場を片付けようとする、そんな無邪気さを表現しています。
無意味でも踊り続ける
迫力は抜群!
意味ないダンス 意味ないダンス 意味ないダンス ダンスでノーカンだ
かわいいダンス かわいいダンス かわいいダンス チャクラ全開だ
ヘイヘイヘイヘイ ヘイヘイピッチャービビってる
出典: イミ・ナイ・ダンス/作詞:吉田靖直 作曲:縄田寿志
再度登場のサビです。相変わらず好き放題やっている様子が描かれています。
3行目では新たなフレーズが登場していますね。
ピッチャーといえば、スピードのある球を投げるカッコいい存在というイメージがあります。
そんな風にスピードには慣れているピッチャーでも、溢れ出すエネルギーに圧倒されるようです。
それほどまでに迫力がある様子を表現しているのでしょう。
満たされた心
意味ないダンス 意味ないダンス 意味ないダンス ダンスでノーカンだ
かわいいダンス かわいいダンス かわいいダンス
コングラッチュレーション 大地讃頌 結局
まとめると 怒涛の 意味ない・可愛い・気持ちいい
出典: イミ・ナイ・ダンス/作詞:吉田靖直 作曲:縄田寿志
さて、最後のサビですが、最後の最後まで本能のままに、無意味なダンスを繰り返しています。
3行目では、こうして自由に好きなことをやらせてもらえることへの感謝が綴られています。
自分が生きていて、好きなことをやらせてくれる場所。そう、この地球、そして大地への感謝です。
そして最後4行目には、ここまで歌ってきたことの総括が綴られていますね。
好き放題生きていること、好き放題やっていることは、実は中身のない無意味なことかもしれない。
でも本能に従ってやりたいようにやってみたら、その気分はとてつもなく爽快でした。
結果的に、無意味だろうと好きなように生きることは自分の心を満たすために必要なのだ。
最後にはこんなことを悟らせてくれる言葉で締めくくられています。
意味がなくても好きに生きる!
バンドじゃないもん!が、彼女たちらしい表現で生き方を教えてくれるこの楽曲。
大人になると、望んでいなくても様々なしがらみの中で生きることが多くなります。
社会で生きていくには仕方がないですが、ちょっと待ってください。
そのせいで自分がやりたいことを諦めていませんか?それが無意味だと思っていませんか?
もちろん好きなことだけで生きていくのは難しいですが、諦めてしまうのはもったいない!
生きていくからには、無意味でもなんでも好き放題やってみませんか。
自分の生き方に迷った時には、ぜひこの曲を聴いてみてください。
やりたいことを押し込めず、本能的に生きることが大切だと教えてもらえるでしょう。
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メンバー紹介
今回紹介した楽曲は、「バンドじゃないもん!」というアイドルグループが歌っています。
グループ名からして不思議な雰囲気が漂っている彼女たちですが、一体どんなグループなのでしょう。
まずはメンバーのプロフィールを1人1人紹介している、こちらの記事をご覧ください。