人生に息苦しさを感じている人に聴いてほしい

Half time Old【ミニマリスト】歌詞の意味を解説!逃げてもいい…ミニマルに生きる方法とはの画像

厳しい現実の生き方を教えてくれる曲『ミニマリスト』。

Half time Oldの3rdアルバム『真夜中の失踪に聡明と音楽』に収録されています。

ボーカル・鬼頭大晴の温かみのあるハスキーボイスに乗せて奏でられる新しい人生観。

生きていくことに苦しみや辛さを感じている人にぜひ聴いてもらいたい1曲です。

人生は素晴らしい。

考え方を少し変えるだけで、きっと誰もがそう思えるはず。

深呼吸して、肩の力を抜いたら、友達の話を聞くような感覚で、この曲を聴いてみてください。

明日を生きるために必要だったのは、余計なものを取っ払うことだったのかもしれません。

旅先で手にしたもの

MVには手書き風のリリックが表示されます。

曲からも、リリックの文字からも、温もりを感じられますね。

MVの中でメンバーは、それぞれ1人旅に出ている様子。

旅の途中で出会った人や景色に、メンバーはきっといろいろな感情を抱いたことでしょう。

そこには発見や感動もあったはず。

旅の中でメンバーは、たくさんのものを手に入れました。

それは触れられるものや目に見えるものではありません。

手に入れたのは、形のないものばかり

そして、それこそが何よりも価値のある財産になるのでしょうね。

明日なにして生きる?

この曲のテーマ。

それは「明日なにする?」といった身近なことではないでしょうか?

今日を生きて、明日を生きて、それが続いて人生になる。

生きていくというのは、ただそれだけのことなのかもしれません。

そう思うと、なんだか少しだけ息を吸うのが楽になりませんか?

答えを無理やり見つけている大人たち

比べられる事に慣れ 疑うことを覚えた
此処ではそれが普通らしい 大人というらしい
正義を欲してたんだ 誰もが敵を恨んだ
正装に身を包んだまま 淀んでいるんだ

出典: ミニマリスト/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴

大人ってなんだろう?

成人する日を目前に控えていたりすると、こんな疑問を持つこともあるでしょう。

そして、その答えは大人にも分かりません。

けれど、社会の中で生きていくうちに、「大人だから」という言葉でいろいろなことを諦めるようになります。

そうして無理やり「大人とは?」の疑問に対する答えを見つけようとしているのかも。

なんにでも正解を見つけないと、気がすまない。

それは、正解がないと悪を制裁できないからかもしれません。

しかし、正義とは敵を憎むためにあるものなのでしょうか?

そんな疑問を抱かずにはいられない歌詞ですね。

生きたいように生きていこう

どれだけ飾ろうが何捨てようが
僕は僕のままでいたい
身軽になった人間の反撃の合図

出典: ミニマリスト/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴

この曲の主人公がなりたかったのは、立派な大人でも、偉い大人でもありません。

なりたかったのは、「僕のまま」の僕。

社会から褒めてもらえるような肩書きなんて捨ててしまおう。

身軽になって、これからは生きたいように生きる。

それが「反撃の合図」なのではないでしょうか?

自分を見つめ直す

大人になって失ったもの。

それを取り戻すことはできないのでしょうか?

人生を楽しむためには、一度自分を見つめ直す必要がありそうですね。

人生はやり直せる

素晴らしい日々をいつか君と迎えれるように
失ってばかりだけど取り戻す旅に出るよ

出典: ミニマリスト/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴