共感性の高いハートフルな作品
ありとあらゆる人が共感できる歌!
聴き手の心にスッと入ってくるような、不思議な魅力を持つ楽曲をたくさん発表しているカネコアヤノさん。
音楽活動だけでなく、役者として舞台に上がることもあるマルチな彼女は、多くの人の心を虜にしています。
今回はそんなカネコアヤノさんが歌う「愛のままを」という曲を紹介していきましょう。
この楽曲は、2019年4月17日に「愛のままを / セゾン」として両A面でリリースされた作品。
日常の中でもらった愛情を、色々な人に返していこうという心温まる内容が綴られているのです。
この歌詞で綴られている愛情というのは、恋愛や夫婦愛だけのことを指しているわけではありません。
親子の愛情や、友達同士の愛情など、ありとあらゆる形の「愛」全般を指しているのです。
なので、どんな人が聴いても共感しやすい楽曲となっていますよ!
弾き語りをダイレクトに録音したMVは必見!
カネコアヤノさんの力強さや美しさに注目
「愛のままを」のMVは、カネコアヤノさんが弾き語りをする様子をどアップでワンカット撮影した、
驚くほどシンプルな構成となっています。
上記の動画のサムネイルからも分かる通り、
「ちょっと近すぎる?」と感じるくらいのどアップで歌っているので、
動画を見ながらドキドキしちゃう人もいるかも…!?
カネコアヤノさんの力強さや美しさを感じることができる映像作品になっているので、
ぜひ上記からチェックしてみてくださいね!
お守りみたいな言葉とは?歌詞の意味を考察!
「愛のままを」の歌詞には「お守りみたいな言葉」というワードが何回か出てきます。
とっても気になるワードだと思いませんか?
他にも「泣かせた誰かのこと思い出したって仕方がない日」や、
「子猫のフリして 空を仰いだ」といった意味深な言葉がたくさん登場します。
ということで、ここからは「愛のままを」の歌詞にフォーカスを当てて解説していきます。
愛について考えることができる歌詞を、さっそく深掘りしてみましょう!
1番の歌詞
いじけても大丈夫!
ばかみたいだなあ めんどくさいって
そういうときもあるよ
シラケたふりして小石を蹴った
出典: 愛のままを/作詞:カネコアヤノ 作曲:カネコアヤノ
誰だって日常を送る中で、馬鹿馬鹿しくなる場面に遭遇することはあります。
真面目にやっているのに、なかなか報われない時。
努力する意味を見いだせなくなった時。
もう何もかも投げ出したくなった時。
そんな時は小石のひとつやふたつでも蹴っていじけたくなるものです。
きっと真面目な人だと「いじけるのは間違っている」「もっと前向きにならなきゃ!」と、
自分自身を責め立ててしまうのではないでしょうか。
でもこの歌詞では「そういうときもあるよ」と優しく寄り添って、
シラけても良いんだというメッセージを伝えているように感じます。
完璧な人間なんていないですし、失敗することは誰にだってあります。
ロボットのようには出来ていないので、なかなか立ち直れないこともあるでしょう。
そんな時は、無理に自分を鼓舞しないで、気が済むまでいじけたり落ち込んだりしても良いのです。
そう考えながら毎日を生きていた方が、ちょっぴり気が楽になりませんか?
「愛のままを」は人によって違う!?
(※)みんなには恥ずかしくて言えはしないけど
お守りみたいな言葉があって
できるだけ わかりやすく返すね
胸の奥の燃える想いを
出典: 愛のままを/作詞:カネコアヤノ 作曲:カネコアヤノ
「お守りみたいな言葉」というワードがさっそく出てきましたね!
この「お守りみたいな言葉」は、きっと人によってそれぞれ違うのだと思います。
お守りといえば、自分を守ってくれるものとして持ち歩くもの。
つまり「お守りみたいな言葉」というには、自分の心を守ってくれる暖かい言葉を指しているのでしょう。
いじけたくなるような気分になった時は、自分の心を守ってくれる言葉を思い出せばいい。
そうしたら、自然と暖かい気持ちになれる。
そういった意味が込められた歌詞なのかな?と感じました。
大切な人からもらった励ましの言葉。
楽しい思い出の中で誰かが語った言葉。
偉人が残した名言など。
あらゆる言葉が誰かにとっての「お守りみたいな言葉」になりそうですよね。
カネコアヤノさんのファンの人の中には
「カネコアヤノさんが書いた歌詞が、自分にとってのお守りみたいな言葉です!」という人もいるのではないでしょうか。
「胸の奥の燃える想い」というのは、自分の内側にある愛情のこと。
誰かの言葉によって、暖かい気持ちになれたのなら、
今度はその愛情を色々な人へ返していこうと歌っているようです。
今まで自分を支えて愛してくれた様々な人たち。
その人たちに感謝の気持ちを込めて愛情を返していけば、暖かい気持ちの輪が広がっていくはずです。