さぁ鐘を鳴らせ

記念すべき50枚目のシングル

DREAMS COME TRUE記念すべき50枚目のシングル、2013年リリース「さぁ鐘を鳴らせ/MADE OF GOLD -featuring DABADA -」収録曲です。

両A面シングルで、収録されているもう一つの楽曲は、「違いが分かる人」がキャッチフレーズ、「ダバダ~」のフレーズが耳に残る某インスタントコーヒーのCM曲を収録。

あれっ?どんな曲だったっけ?

思い出せない方は動画でチェックしてみて下さいね。

違いが分かる人

ドラマ「救命病棟24時」第5シリーズ主題歌

【さぁ鐘を鳴らせ/DREAMS COME TRUE】歌詞だけで泣ける・・・。 歌詞解釈&PVを紹介!の画像

2013年7月からフジテレビ系列で放送された連続ドラマ「救命病棟24時」の第5シリーズの主題歌に使用されています。

このドラマは、第1シリーズの時からずっと、DREAMS COME TRUE楽曲主題歌として使用されています。

ちなみに、第1シリーズは「朝がまた来る」。

簡単に、ドラマの内容にも少し触れておきますと、第1シリーズでは研修医だった松嶋奈々子さん演じる小島が、第4シリーズから引き続き、医局長として、救命医療現場を様々な角度から描いています。

個性派揃いの登場人物ばかりで、医局長の言う事を聞かない、全くバラバラのチームに手を焼く小島の奮闘ぶりも見どころのひとつです。

命の最前線で、命と日々向き合う人々の葛藤や苦しみ、命の大切さを伝えてくれるドラマです。

ドラマの内容にマッチした楽曲になっているので、興味を持って頂けたなら、ドラマもぜひご覧下さい。

オールロケPV

ロケ地はどこでしょう?

オールロケで撮影されたというPV

パワフルな歌声と、日本っぽくない雰囲気の街並みがマッチしてカッコイイPVに仕上がっています。

最後、ライトアップされ歌い上げるシーンは、希望と勇気を与えてくれるようで、パワーがみなぎっています。

このロケ地は、汐留シオサイト5区イタリア街や、最後は3区のイタリア公園。

ドラマやCMなどでもよく使用されているようですね。

歌詞だけで泣ける・・・。

歌詞だけをみつめていると、大切な人との永遠の別れを経験したことがある人は、グッとくる言葉の数々をこの歌詞の中に見つけることでしょう。

そこに、吉田美和さんのパワフルな歌声が重なると、「いつまでもくよくよしていてはダメだ」と、励ましてくれているような歌詞に聞こえてきます。

そんな聴かせる歌詞を見ていきたいと思います。

夢の中でも、なお…

「もしも」はなくて 「もう一度」もなくて 「巻き戻し」も出来なくて
夢の中でも 震える手は止まらなかった

出典: さぁ鐘を鳴らせ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人・吉田美和

「救命病棟24時」の主題歌として作られたこの楽曲。

救命の現場はまさに、こんな一瞬一瞬の判断で命を救えるかどうかだというようなストーリーでもあります。

命に「もしも」「もう一度」「巻き戻し」なんて言葉はありませんから。

その命と日々向かい合っている医師達のストレスといったら言葉に出来ないほどでしょう。

夢の中でも、なお、自分が下した判断に迷い苦しみ、手が震えるほどの恐怖と闘っている医師の心の内を表現したような歌詞です。

生きていくのはつらい

言葉にならない 想像さえ追いつかない 出会いと別れ
自分自身で 思い知るしかないようなこと

なんてキツいんだろう これが生きるということなら
すべて投げ出したくなる気持ち それでも抱えたら

出典: さぁ鐘を鳴らせ/作詞:吉田美和 作曲:中村正人・吉田美和

大切な人を失う苦しみ。

ドラマの中では、主人公、小島の甥が脳死判定の末、臓器移植を行うというストーリーがあります。

医師として、患者の親族として、葛藤し、苦悩する小島楓の姿と歌詞が重なります。

突然、大切な人との永遠の別れを経験したことがある方も、こんな風に現実を受け止められず、生きていくのが辛いと感じたこともあったのではないでしょうか。

鐘を鳴らせ