嘘っぱちって 思ってたって いまは
ふたりきりでいたい_____まだ
出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか
今度はKONTAが男性のセリフを歌います。
避けられているのは重々承知で、彼女に気持ちをストレートに伝えました。
大勢の男性の内のひとりではなく、1対1で彼女と一緒にいたい、と。
痴話喧嘩
わかってないよ わかってるんだ
もう けっこう! 集まれ Boys 踊ろ
出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか
男女の掛け合いで歌う、KONTAと杏子のツインボーカルが絶妙です。
口喧嘩の様子がリアルに感じとれますね。
彼女の気持ちに寄り添いもせず、彼は口先だけで理解したと言っています。
彼女の気持ちを落ち着かせるつもりだったのかもしれませんが、かえって逆効果。
自分の気持ちなんて全く汲んでくれない彼に、彼女は相当呆れてキレてしまいました。
帰ることはやめて、彼女は再び大勢の男性の元へと戻ってしまいます。
一方通行
狡猾
女ぎつね on the Run
はじけて dangerous
すばやさじゃ かなわないぜ
群がる audience
得意気に はべらせてる
…………
俺なんて 眼中にないよ
出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか
サビは再び男性目線で描かれています。
彼女は自分といるとき険悪ですが、他の男性と踊っている時は和気あいあいと楽しそうです。
彼は自分には全く興味がない彼女に、絶望しています。
彼女ともっと親しくなれると自惚れていました。
彼女の冷めた行動から、それは思い違いだったと思うしかありません。
軽率
女ぎつね on the Run
群がる audience
得意気に はべらせてる
…………
軽くって やんなっちまうぜ
出典: 出典:女ぎつね on the Run /作詞:いまみちともたか 作曲:いまみちともたか
ふたりは恋人同士ではないでしょう。
彼はこれから脈があるのではと、勘違いしていました。
彼女から予想以上に避けられていると感じて、嫌になっています。
そのうえ他の男性に囲まれて楽しんでいる彼女…
彼にとって彼女は、狡猾なきつねのようです。
妖艶で身のこなしがすばしっこいところも、まるできつねです。
彼は彼女に翻弄されつつも、どうしても彼女に心を奪われてしまいます。
彼女は本当に、彼のことは全く眼中にないのでしょうか。
もしかすると、まだ一人の彼に絞りたくなくないだけなのかもしれません。
しかし、彼には到底、複雑な女心は理解できません。
最適な距離感を保つことが大切
彼を遠ざけたい理由。彼に冷たくする理由。
彼女の言動から紐解く彼女の本心は…
彼女は、決して彼のことを嫌いになった訳ではないのかもしれません。
彼女は今はまだ、ただ大勢の男性と楽しく踊りたいだけでした。
そのため、彼に束縛されたくないのです。
もし特定の彼を作ってしまったら、男性たちと自由気ままに楽しく踊ることができなくなりそうです。
そんなのつまらない…。そのため、彼女は誰にも縛られたくないのです。
彼は今後、彼女のそんな気持ちを察することはできるのでしょうか。
彼はちょっと焦りすぎているのかもしれません。
いまは彼も一歩引いて、大勢の取り巻きの一人になれる努力をするべきではないでしょうか。
つかず離れずの絶妙な距離感が、時には大切なのです。