Sonar Pocket【flower】全曲解説！「宝物」と語る10周年記念アルバムの全貌を見よ！

聴く人の心に沢山の花を咲かせたい。

こうしたSonar Pocketの思いは、今までリリースしたシングルやアルバムに滲み出ていました。

しかしそれまでの「ソナポケイズム」を卒業した彼らは新章に突入。

制作スタイルが変化した中で生まれたアルバム『flower』はリスナーにどんな花を咲かせてくれるのでしょうか。

アルバム『flower』の幕開けに相応しい「Phoenix」。

Sonar Pocketでは珍しい、目的に必死で食らいつく様子を描いた曲です。

恋愛ソングを歌うことが多かった彼らが新たに挑戦した曲だといえるでしょう。

不死鳥のように何度壁にぶつかっても倒れない、熱く訴えかけるような歌詞がタイトルとマッチしています。

どこまでも上を目指そうとする人間という名の登山家へ宛てた応援ソング。

辛くて立ち止まってしまった時にぜひ聴きたい楽曲です。

曲名のインパクトが強烈な「やばば」。

好きな人への恋心にプカプカ浮かびながら悩んでいる様子を、抽象的な歌詞で表しています。

擬音多めの歌詞が、恋に落ちて慌てている様子や必死さを表しています。

好きな人の近くにいるだけで心踊ってしまう、そんな感情が伝わってきますね。

恋をしている方はもちろん、ご無沙汰な方も恋のドキドキを思い出してしまう楽曲です。

リズミカルな言葉遊びが中毒性を持つのでご注意ください！

「108〜永遠〜」は映画主題歌として使われた恋愛ソングです。

映画のストーリーに沿った歌詞が胸に響き、リスナーの心を熱くさせます。

男性視点で描く一途でピュアな歌詞は、Sonar Pocketが歌うからこそ光るもの。

彼らの原点を彷彿とさせるメロディは、ファンにはたまらないのではないでしょうか？

彼女のそばを離れない、と何度も愛を誓う男性の気持ちは恋する人々の共感を呼びます。

「baby baby」は、恋人への嫉妬や寂しさ・不安をポップに表現した曲です。

恋愛のたどたどしさを感じ、思わず手を差し伸べたくなってしまいます。