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2017年02月15日更新

Mr.Children「ヒカリノアトリエ」の歌詞に込められた意味とは?

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主題歌でもあるミスターチルドレンの「ヒカリノアトリエ」。その歌詞を読み解きながら、歌詞に込められたメッセージの意味を探ります。

ミスターチルドレン最新シングル「ヒカリノアトリエ」とは?

ミスターチルドレンの最新シングル「ヒカリノアトリエ」。


10月から始まったNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」の主題歌としてもお馴染み。


ボーカル桜井さんの優しい歌声と心地良いメロディーのこの曲を、すでに耳にした方も多いのではないでしょうか。


そんな「ヒカリノアトリエ」の歌詞の意味、そして歌詞に込められたメッセージを探っていきたいと思います。

「ヒカリノアトリエ」の歌詞に迫る

「ヒカリノアトリエ」というタイトル、すべてカタカナです。


そういえば、かつてミスチルには「ニシエヒガシエ」っていう曲もありましたね。


これもすべてカタカナです。


それにしてもどうして「光のアトリエ」でなく「ヒカリノアトリエ」なのでしょう。


そして、この「ヒカリノアトリエ」とはどんな意味をもつのでしょう。


歌詞にせまってみたいと思います。


「雨上がりの空に七色の虹が架かる」
ってそんなに単純じゃない
この夢想家でも
それくらい理解ってる

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

雨上がりの空・・・何か良くないことが起きたのでしょう。


おそらく、自分ではどうすることもできないようなトラブルとか困難とか。


もしかしたら、失恋、別離、気持ちのすれ違いなど、人間関係の問題かもしれません。


僕らは、そういった局面に出会うと、自分ではない「誰か(何か)」にすがりつきたくなります。


そして、自分の苦境を救ってほしい、と思ってしまいます。


たとえば、世の中には神様がいて、不幸な自分を救ってくれるんだ・・・。


でも、そんなにうまくいいくはずがない。


「幸せ」という七色の虹はそんなに簡単にやってくるはずはないんだ、と歌っています。

大量の防腐剤
心の中に忍ばせる
晴れた時ばっかじゃない
湿った日が続いても腐らぬように

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

「大量の防腐剤」


なかなかお目にかかれないフレーズですが、心が腐らないようにするための防御装置のようなものでしょうか。


それは、音楽などの趣味であったり、一人になれる「ひととき」だったり。


何かと気を遣う世の中で、人に気づかれないように、どこかで自分の心に逃げ道をつくってやらないと、自分が腐ってしまいます。

たとえば100万回のうち
たった一度ある奇跡
下を向いてばかりいたら
見逃してしまうだろう

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

さあ 空に架かる虹を今日も信じ
歩き続けよう
優しすぎる嘘で涙を拭いたら
虹はもうそこにある

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

サビでは、空に架かる「幸せ」という虹を探して、前を向いて歩き続けよう、と僕らを励ましてくれます。


たとえば、それはもしかしたら100万回にたった一度の奇跡かも知れない。


でも、立ち止まって、下を向いていては、その奇跡に会うチャンスもない。


だから、前を向いて歩き続けるのです。


そして何度も失敗をしたり、また困難な事が起きるかもしれません。


それでも、歩き続けていればこそ出会える「優しすぎる嘘」がある。


つらいとき、苦しいとき、「大丈夫だよ!」「なんとかなるさ!」そんな励ましをうけることがあります。


もしかしたら、それはその場しのぎの「優しすぎる嘘」かも知れない。


だって、未来は誰にもわからないのだから。


また、音楽を聴いたり、映画を見たりして、そのフレーズやストーリーに自分を投影して、感動することがあるかもしれません。


でも、それって「幻影」という「優しすぎる嘘」かも知れない。


だって、困難なとき、辛いときだからこそ、共感しただけかもしれないのだから。


それでも、その「優しすぎる嘘」たちは、僕らに前を向いて歩く「勇気」を与えてくれます。


実はそのことこそが「幸せ」=「虹」なのではないでしょうか?


そんな風に読み取れる歌詞です。

「一体何の言味がある?」
つい損か得かで考えてる
でも たった一人でも笑ってくれるなら
それが宝物

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

僕らは、知らず知らずのうちに損か得かで判断しています。


つまり、「自分にとって得すること(プラスなこと)は、何なのか」で動いています。


でも、それで得られるのはなんなのでしょう。


たとえば、僕らが「働く」のは、自分でお金を得るためだけじゃない。


自分が「働く」からこそ、誰かが幸せになっている。


すべて、人のため。


自分が行動することで、たった一人でも笑ってくれるのなら、そして幸せになるのなら、それは自分という存在に価値があるということ。


それだけでそのことが宝物であると歌っているような気がします。

誰の胸の中にだって薄暗い雲はある
その闇に飲まれぬように
今日をそっと照らしていこう

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

とはいうものの、僕らの心には、闇がある。


自分だけが得をするためだけに行動したり、人を傷つけたり・・・。


人間はそういう存在であることを認めながら、でも、そういう人間になってしまわないように自戒しながら歩き続ける・・・。


薄暗い雲の中、急にそのことを考える(=明るく照らしてしまう)と、雨が降ってきそうなので、「そっと」照らしていくのです。


過去は消えず
未来は読めず
不安が付きまとう
だけど明日を変えていくんなら今
今たけがここにある

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

過去の過ちや失敗を「ああしなければよかった」と考えて、落ち込んでしまう経験はありませんか?


「この先どうなるんだろう?」世界や仕事、恋愛に不安を覚えて、一歩も前に進めない・・・そんな経験はありませんか?


僕らは、どう生きていったって「過去」や「未来」に縛られています。


そこから逃れることはできない。


自分の人生を創っていくには、起きてしまった過去を後悔するのでも、見えない未来を心配するのでもなく、目の前に見える「今」だけを考えていくしかないのです。


こういう人生観、僕らに勇気を与えてくれる「羅針盤」のようなフレーズになっています。

遥か遠く地平線の奥の方から
心地好い風がそのヒカリ運んで
僕らを包んでく

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

雲の切れ間から薄い光が漏れ、地上を照らす・・・。


この歌詞をみてそんな情景が目に浮かびます。


そう、「天使のはしご」とか「ヤコブのはしご」と言われるあの情景。


なぜか、幸せな気持ちに包まれます。


この幸せな感覚・・・これこそ「ヒカリノアトリエ」といってもいいのかもしれません。

たとえば100万回のうち
たった一度ある奇跡
ただひたむきに前を見てたら
会えるかな

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

空に架かる虹を今日も信じ
歩き続けよう
優しすぎる嘘で涙を拭いたら
虹はほらそこに

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

過去は消えず
未来は読めず
不安が付きまとう
だけど明日を変えていくんなら今
今だけがここにある
きっと
虹はもうここにある

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170111-052

ラストに向けて、これまでのフレーズを繰り返しながら、想いを伝えています。


これまでの歌詞の意味をまとめてみます。


僕らが生きているこの世界には、苦しいこと、辛いことがたくさんある。


だからといって、下を向いていてはいけない。虹(=幸せ)を探して前を向いて歩いていこう。


過去の過ちや未来の不安といったマイナスを考えるのではなく、今を生きること。


もしかしたら、また辛いことがでてくるかもしれない。


でも、そんなときは「優しすぎる嘘」という「誰か(何か)」がいる。


それで自分は、また頑張れる。


もしかしたら、そういった「誰か(何か)」に囲まれていること自体がすでに幸せなことかもしれない。


そう、「ヒカリノアトリエ」という心地いい「誰か(何か)」のいる世界の中で、僕らはまた虹という幸せを見つけるために歩き続きていく・・・。


そんな風に「ヒカリノアトリエ」の歌詞を解釈してみました。

「ヒカリノアトリエ」に込められたメッセージ

この「ヒカリノアトリエ」。これをカタカナで表現した意味はわかりませんでしたが、「光のアトリエ」よりも「ヒカリノアトリエ」の方が抽象的でより僕らの想像をかきてててくれてるような気がします。


意味としては、天使のはしごに囲まれた幸せな気持ちのいい空間、つまり、信頼できる、辛い時でも自分を励ましてくれる「誰か(何か)」に囲まれた世界を表現していると考えてみましたが、もしかしたら、様々な解釈があるかもしれません。


ミスチルの歌詞や曲の特徴のひとつは、「自分が置かれている状況にあわせていろいろな解釈ができる多様性」を持っていることだと思います。


「ヒカリノアトリエ」は、困難なことがあっても前向きに歩いていく、というシンプルなテーマでしたが、その歌詞ひとつとっても様々な解釈ができる、フレーズの使い方がすばらしい。


たとえば「大量の防腐剤」や「優しすぎる嘘」、もちろんタイトルの「ヒカリノアトリエ」もそうです。


たとえば、桜井さんがライブのMCで、「こういう気持ちでこの曲をつくったんだ」と話したとしても、曲として、ひとつの作品としてそれが流れた瞬間、ミスチルの想いを離れて、自分の置かれた環境に応じた曲、歌詞として自分なりに解釈できる・・・そんな「魔力」をもっています。


なので、この「ヒカリノアトリエ」に込められたメッセージの意味は、僕らが自分なりに解釈して「自分の歌」にするしかないのかもしれません。


ここで読み解いてみた「ヒカリノアトリエ」の解釈が、あなたの「自分の歌」の参考になりますように・・・。

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心を動かす歌の「詞」(ことば)たち・・・
アーチストの歌詞に込められた”想い”を、いろんな視点から探っていきます。

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