仲間たちの輪の中 何を期待(まって)いたのか
踊る私を誰か 優しくずっと見ていて
幼い憧れ 切なく
飾らない言葉で伝える
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
誰にでも幼い頃には、憧れのヒーローみたいな人がいて、部屋にポスターを飾っていたりしますよね。
そんな幼い頃からの憧れの人になりたくて、ずっと追いかけてきた彼女。
その人の背中を追いかけて動いていくと、景色がどんどん変わっていき、いろんな人や仲間に出会います。
そんな同志・仲間たちに囲まれ、自分自身は、一体何を期待しているんだろうと考えます。
ただ踊りやレッスンを励む姿を、温かく応援してほしい。
彼女がたった一人で立ち上がり、向かっていく姿がイメージできます。
見守っていて欲しい。あえてそれを飾らない、ありふれた言葉で傳えたのでした。
口下手で真っ直ぐな彼女の精一杯の言葉だったのかもしれません。
今いる場所から動き出したい
動き出そうとする気持ち
Body Feels EXIT
ここから きっといつか動くよ
Body Feels EXCITE
体中 熱く深く走る想い
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
まだまだというストイックな彼女は、もっと上り詰めたいと思うのでした。
毎日のループに、いつか行けると信じている光という出口に向かって、抜け出し動いていくんだと。
レッスンの鏡越しに踊る自分の姿を見つめながら、何時間も練習に打ち込みます。
そして歌い踊るときの、全身に血が巡って、熱くなる感覚と自分の想いを重ね合わせるのでした。
強気で明日へ挑んでいく意志
都会で暮らす中での湧き上げてくる寂しさ
都会のビルの 谷間の風を
強気で明日に向かせて走るよ
こんなに夜が長いものとは
想ってもみない程 寂しい
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
都会の大きなビルが立ち並ぶ中、風が強く吹くたびに、その冷たさを肌で感じながら、 それでも強気に走り抜けていきます。
とても芯の強い女性なんだと感じますね。
仕事が終わり、一人暗い部屋に帰ってきます。
なぜか眠れない退屈な夜に、急に我に返り、なんとも言えない寂しい気持ちになります。
長い長い都会の夜に、急に故郷を思い出し、不安が襲います。
自分とよく似た境遇の人
似た境遇の同志との出逢い
似たもの同士のあなたと
出会えて よかった
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
夢を追いかける中で、同じ目標を持つ、自分とよく似た人物に出会います。
自分がやりたいことや目標が明確になり、確実に出会う人達が変わってきた様子。
ここでいう似たもの同士というのは、この歌詞の女性のように、夢を追いかけ突っ走って来た人なのだと思います。
自分が一生懸命一人で踏ん張っている時に出会う同士は、同志となることもあり、とても素晴らしい存在に、出会えてよかったと歌っています。