どうしても ぬけ出せない
何に嫉妬してたの
動くことが 全ての
始まりだって 分かってる
幼い憧れ 切なく
恋愛といつしか交差する
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
真っ直ぐ夢に向かい突っ走っているのに、出口が見えない焦燥感。
こっちだと方向は分かっているのに、抜け出せないもどかしさが彼女の中にはあります。
早くたどり着きたいと焦り、できるという自分のイメージと現実とのギャップに落ち込み、嫉妬してしまう。
でもどうして動けなくなっていたのか、ふと考えてみたのでしょう。
過去の自分のトラウマだったり、一度経験した挫折をもうしたくないからという自分の感情からだったことに気づきました。
一体、自分は何に嫉妬して、立ち止まっていたんだろう。
動かなきゃ何も変わらないと知っていたのに、いつのまにか出来なくなっていたことに気づいてしまいます。
分かっているのに出来なくなっていたことがありました。
幼い憧れから始まった夢は、ときが経ち、同志や仲間と出会い、恋愛と夢の境目が交差し、なくなっていきます。
もしかしたら、憧れの相手は異性なのかもしれませんね。
待ち望んでいた日々
重ねた日々の中、出逢えた人
Body Feels EXIT
重ねた日々を きっと 待ってたょね
Body Feels EXCITE
今夜は ふるえながら 伝える
出典: Body Feels EXIT/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉
夢を通してたくさんの人と出会い、いつの間にか積み重ねた日々を思い出し、そんな日々をきっと心待ちにしていたんだと気づきます。
期待していたのは、仲間や同志と一緒に切磋琢磨し、心から絆を深めることができる相手。
そんな相手との日々を待っていたんです。
都会で一人孤独に立ち向かい、夢を追いかけていた彼女は、そんな大事な相手に気づきます。
夢を追いかける中、自然と出会った相手との日々。
そんな日々に憧れを抱いていた。
それが彼女のループから抜け出せる出口だったんだと。
やっと自分の伝えたいことが言える相手に出会ったんだと思います。
そんな相手と夢を通して出会ったことは素晴らしいことですね!
最後に
ツアーごとに違う衣装やステージパフォーマンスにも注目!
こちらは、白のパンツスーツにヒールを合わせたスタイル。
女性ダンサーとの息の合ったパフォーマンスがかっこいいです。
こちらは海外公演です。 イヤモニがなかったり音響の環境が整っていない中、歌を歌いきる姿がとてもかっこよく、印象に残っています。
こちらがMV。タイトめのアムラーファッションかっこいいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これは私が思うことですが、歌詞の解説をしてみて、なんとなく安室奈美恵さん本人の事を歌っているような気がしてなりませんでした。
小室哲哉さんはもしかしたら、当時グループからソロになって、寂しい思いをしている安室奈美恵さんを見て書いた曲なのかもしれないと。
それをダンス・ミュージックにするのが、また小室哲哉さんならではなのかなと感じました。
安室奈美恵さん自身も、自分はそんなに強くないけれど、かっこいい女性像というのを常にインタビューでも語られていました。
まさにこの楽曲の女性は、夢に向かって恐れずに突き進むかっこいい女性像が見えてきますね。
ライブでも毎回歌う曲には、安室奈美恵さん自身が自分に言い聞かせるように、ステージで歌い踊っていたんではないかと感じました。
最近では、かっこいい女性像を歌う方は、だいぶ減ってきたように感じます。
できればこれからも彼女のようなミュージシャンが音楽を広めてくださることを願い、記事を書かせていただきました。
毎年、ライブでも演奏アレンジやダンサーさんの振り付け構成を変え、ステージの端から端を全速力で走る安室奈美恵さんのライブ映像は必見です。
是非、一度は見ていただきたいということで映像もご紹介させていただきました。
他にも安室奈美恵さんのオススメの楽曲を紹介しています。
合わせて見てみてください。