The Dirty Dawg『T.D.D LEGEND』をピックアップ!

ヒプノシスマイク【T.D.D LEGEND】歌詞の意味を解説!T.D.Dは何の略?伝説の4人が熱唱!の画像

バトルシーズンを戦った4ディビジョン代表4チームのリーダー4名。

今はいがみ合う彼らですが、かつてはひとつのチームに所属していました。

そのチームこそ、今回ご紹介する『T.D.D LEGEND』を歌う「The Dirty Dawg(ザ・ダーティー・ドーグ)」です。

曲名の「T.D.D」はチーム名の略称、日本語に訳すと「汚れた仲間」というニュアンスでしょうか。

T.D.Dが形をなしていた頃の最強ソング

『T.D.D LEGEND』は2枚のCDに収録されています。

1枚はT.D.Dの神宮寺寂雷率いる最強チーム「麻天狼」の優勝記念曲『The Champion』

そしてもう1枚はヒプノシスマイク名曲を詰め込んだアルバム『Enter the Hypnosis Microphone』

The Champion
M1. The Champion
M2. T.D.D LEGEND
M3. Drama Track「Me Against The World」
M4. Drama Track「証言」

Enter the Hypnosis Microphone
11. T.D.D LEGEND

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒプノシスマイク#楽曲

実はこれまでにCDのドラマトラックでT.D.Dの存在に触れている場面がありました。

また『The Champion』のドラマトラックでは、ついにT.D.D時代の様子が描かれています!

そしてコミカライズのメインはまさかのT.D.D!

バチバチと火花を散らしている4人が仲睦まじかった頃を知ることができますね。

この曲は、当時のバトルで歌われていた曲なのでしょう。

彼らの強さ、そして4人それぞれが今と変わらない信念を抱いていることがよく分かる『T.D.D LEGEND』

その歌詞の意味に迫ります!

The Dirty Dawgのお出まし!

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Yo… C’mon!!
The Dirty Dawg is in da house Yo!
(Give it up 4 MC Brothers!)

The Dirty Dawg ain’t nothing afraid of(Hey)
The Dirty Dawg ain’t nothing afraid of(Ho)
最高最上級のチャンピオン!
準備いいかい!?(Hey) Don’t Freak Out!(Ho)

出典: T.D.D LEGEND/作詞:Kohei by SIMONSAYZ 作曲:Kohei by SIMONSAYZ,R・O・N

ひとまず一般的なレペゼンといった形でしょうか。

「4」を「for」と読み替えるのが妥当ですね。

「俺らが来た時点で諦めろ!」

つまり誰も自分たちに叶うはずがないという絶対的自信を持っているのがT.D.Dなのです。

誰にも負けないから怖いものはない。一方で周囲が恐れをなしていることはひしひしと感じているのでしょう。

最後に「ビビんなよ!」とひと言吐いています。

「兄弟」は単なるスラングのひとつだとしても、結束の強さを窺わせるワードですね。

つるんでいた2人が曲を先導!

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まずは山田家長男・一郎から!

そして今や犬猿の仲になった男へとマイクが渡っていきます。

思っていることだから言葉になり、力になる

はじめようか 今夜も Funky lesson one
MIC 容赦なくぶっ放す Word
吠えてみせろ! この現状に! 適当にかませよ Hey show me!
易々引き下がってくれるな Boy ステージ立つなら覚悟みせなオイ!
“知らねえ”とか言わせないぜ 「The Dirty Dawg」
いくぞ! Hardcore! 準備いいか?

出典: T.D.D LEGEND/作詞:Kohei by SIMONSAYZ 作曲:Kohei by SIMONSAYZ,R・O・N

一郎先生(?!)のレッスン開始ですね!

山田一郎は現Buster Bros!!!のリーダー。3人兄弟の長男として2人の弟をしっかり育て上げる「先生」のような存在です。

ここでは「頭に叩き込んでおけ」という意味で「レッスン」が使われているのだと推測できます。

彼らは即興ラップで戦っていますから、頭の中で小難しいことを考えながら言葉を放っているわけではありません。

つまり、頭の中にある言葉や信念として抱えている思いをビートに乗せています。

それが当たり前の一郎は「適当に吠えろ」と言いますが、それができないから彼らに勝てないわけです。

こんなことを歌われてしまったら「無茶言うなよ……」とお手上げになります。

恐らくT.D.Dは無駄に喧嘩を吹っ掛けるようなチームではなかったのでしょう。

それは自分たちの強さをしっかり理解しているがゆえの自制心です。

ですから無用なバトルが起きる=相手が吹っ掛けたということは容易に想像できます。

喧嘩を売っておきながらスゴスゴと逃げ出そうとすることは許しません。

強さを知っていながら喧嘩を売ったのなら最後まで戦え、という意味を感じます。

サシ以外の戦い方を知らない

完璧だ! 聞きな! 誰にもの言ってんだ?
ウォーミングアップできてるぜ この拳は
俺の前に立つなら タイマンだ 度胸のあるやつ Yeah 快感だ!
暴言? いや No joking! コーキングで埋めてやっから
今すぐ置いてけその“残金”

出典: T.D.D LEGEND/作詞:Kohei by SIMONSAYZ 作曲:Kohei by SIMONSAYZ,R・O・N