ヒプノシスマイク【T.D.D LEGEND】歌詞の意味を解説！T.D.Dは何の略？伝説の4人が熱唱！

ここまで4人が代わる代わるリリックを披露し、トップバッターだった一郎は「その通り、その通り」と頷き聴いていたのでしょう。

次は誰だと言う一郎に対し、左馬刻は「トップに戻るんじゃねえのか」と一郎を指しますが、違うようですね。

寂雷はさすがよく分かっています。

4人＋オーディエンス、全員で盛り上がるパートだと指示して一郎に先導させます。

周囲の声がパワーになるのは、現実のアーティストも彼らも同じことなのでしょう。

左馬刻と一郎はオーディエンスにアクションや共感を求め、乱数は行動を求めます。

寂雷はオーディエンスには何も求めません。

ただ、3人が煽って引き出したオーディエンスの「愛」を無駄にはしない、と宣言しているようです。

寂雷のフォローの抜かり無さに脱帽です。

オーディエンスへの煽りパートを受けて、4人のセリフです。

つまり寂雷が言うところの「愛」を受け取ったことになりますね。

乱数は本気が出せるようになり、寂雷は今までよりもパワフルになる。

左馬刻も一郎も「今まではお遊び」とでもいうようなセリフを吐きました。

言葉が力を持つ時代、彼らにとって力になるのはオーディエンスの言葉、声なのかもしれませんね！

勝つか負けるか、であれば負けをバネにできます。

しかし喰われてしまえば反撃することなんてできません。

つまり負けたら終わり、反省するチャンスなんて二度と訪れないのです。

ヒプノシスマイクを使う4人に戦いを挑むなら、その覚悟で来いと歌っているのでしょう。

レッドゾーンとはディビジョンの境目やディビジョンと中王区の境目を表すのかもしれません。

すごい奴らがいることを知らしめろ！という意味ですね。

それを面白がって近づいてちょっかいを出すようなら、火遊びでは済まない大怪我をすることになります。

それでも来るなら来いよ、という挑発です。

「hardcore」には様々な意味がありますが、ストレートに訳すと「中核」となるでしょう。

つまり彼らの頭のど真ん中には揺るがない信念があるのです。

そこから発せられる言葉はひとつとして嘘がない彼らのポリシー。

天高く突き抜け、常にチャンピオンを譲らないラップ界の頂点に居続けるのでしょう。

4人がT.D.Dとしてチームを組んでいた頃の曲『T.D.D LEGEND』をご紹介しました。

今の彼らと過去の彼ら、チームは変われど自分の中にある核は何ら変わっていないということですね。

負けたら終わり、全力で挑んだバトルシーズンにきっと悔いはないはずです。

顧みない、つまり過去の反省をするのではなく今より強くなればいい。

彼らはこうしてまた強くなっていくのでしょう。

『T.D.D LEGEND』が初収録されたCDの表題曲『The Champion』。

バトルシーズンを制した麻天狼がチャンピオンになり得た理由が分かる歌詞は必見です！

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