マーク・トウェインの小説の主人公です。 トム・ソーヤーの冒険が有名ですが、トムーソーヤーの親友であるハックルベリー・フィンを主人公にした小説が『ハックルベリー・フィンの冒険』です。 ここではトム・ソーヤーの親友、ハックルベリーに思いをはせながら、真島が少年の心で音楽を演奏している気持ちが伝わってきます。

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揺篭から墓場まで
馬鹿野郎がついて回る
1000のバイオリンが響く
道なき道をブッ飛ばす

出典: https://www.musixmatch.com/lyrics/CHEHON/1000のバイオリン

揺籠から墓場まで馬鹿野郎がついて回るという部分は意味深ですね。 ここで歌われる馬鹿野郎とは誰のことでしょうか? もし盟友である甲本のことだったら面白いですね。

1000のバイオリンが響きます。 自分たちは4人組のロックバンドです。 でもその向こうにきっと大勢の人の調べが響くことを真島は感じていたのかもしれません。

2017年に聴く「1001のバイオリン」

THE BLUE HEARTSの音楽は今でも聴かれています。 この時代には日本語ロックを開拓し、そしてマーク・トウェンの物語のように歌いつがれている彼らの曲があります。 古典になったのかと聞かれると答えはNOです。 でもクラッシックの演奏と甲本の歌はどこか相性が良く、古典としての風格もあります。 音と言葉が手に手をとりあっています。 美しい言葉と音楽ですね。

音楽に友情は大切か?

有名なところでは、THE BEATLESのジョン・レノンとポール・マッカートニー、最近でもRADIOHEADのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドなどバンドの核には友情があると思います。 もちろん他のメンバーも大切なのですが、ともに作詞、作曲をする相手がいることはお互いにとって大きな励ましになるのでしょう。 音楽は言葉にできない心の交流でもあります。 非言語的な領域でお互いの心を感じている世界です。 THE BLUE HEARTSのボーカル・甲本とギター・ボーカルの真島はTHE HIGH-LOWSザ・クロマニヨンズでも一緒に演奏しています。 長い友情が育む音楽にはきっと救いがあるのだと思います。

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最後に

「1000のバイオリン」と「1001のバイオリン」。 バンドという形を大切にしてきたからTHE BLUE HEARTSの音楽は永遠になっていったのでしょう。 そこに友情があったことは間違いないと思います。 でもそんな彼らが歌う音楽がクラッシックや他の音楽と混じり合っても響くのは、きっとストレートな言葉で普遍的なことを歌っているからでしょう。 シンプルなものの美しさを強く感じさせられます。

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