バカにしないで 泣いてなんかいない
Madness! Crazy! ここにkissしてごらん…愛が在るでしょう?
出典: I'm not a ghost/作詞:林保徳 作曲:林保徳
男性の中に自分がいないことは理解しています。
だから少しでも、自分自身を相手の中に残したい…。
だからこそもっと深く相手を求めてしまう、という悲しいループに陥っているのです。
もっと強く言いたいのに、抱きしめられたら堕ちてしまう自分自身が悔しい…
この狂気に溺れる自分自身が許せない…だから少しでも愛を感じて欲しいのです。
心からの叫び
ここは天国なのか地獄なのか
突き上げた 腰のカーブ 反り返る 顎の先
このままじゃ生きたまま 天国へ 召されそう
出典: I'm not a ghost/作詞:林保徳 作曲:林保徳
激しい夜は佳境へと向かいます。
心がついてこないのに、身体的だけは絶頂へと導かれてしまう女性。
生きたまま死んだような状況です。
快楽なのか、苦痛なのか、もはや理解することができないでいます。
繰り返す悲痛な叫び
It's a crisis. I'm screaming. Can you hear my voice?
Naked dreams dancing. Jesus! Don't you love me?
It's a crisis. I'm screaming. Can you hear my voice?
Naked dreams dancing. Jesus! Don't you love me?
出典: I'm not a ghost/作詞:林保徳 作曲:林保徳
1コーラス目とほぼ同じですが、一部変わっているサビの歌詞。
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それは危機です。私は叫んでいます。私の声が聞こえますか？
裸にされて夢が踊っています。イエス・キリスト！あなたは私を愛していないのですか？
それは危機です。私は叫んでいます。私の心が聞こえますか？
裸にされて夢が踊っています。イエス・キリスト！あなたは私を愛していないのですか？
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最後の1フレーズだけが異なっています。
救いを求め続ける女性は、それでも救われない自分自身を悲観して慈悲がないと叫びます。
それほどまでに追い詰められているのです。
せめて存在に気付いてください…
It's a crisis. I'm screaming. Can you hear my heart?
Naked dreams dancing. Look at me! I'm not your ghost!
It's a crisis. I'm screaming. Can you hear my heart?
Naked dreams dancing. Look at me! I'm not your ghost!
出典: I'm not a ghost/作詞:林保徳 作曲:林保徳
そして最後の大サビの部分。
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それは危機です。私は叫んでいます。私の声が聞こえますか？
裸にされて夢が踊っています。イエス・キリスト！私はここにいます！
それは危機です。私は叫んでいます。私の声が聞こえますか？
裸にされて夢が踊っています。イエス・キリスト！私はここにいます！
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とにかく自分の叫びに気付いて欲しい…少しでもいいから気付いて欲しい…。
この悲痛な叫びがイエス・キリストに届き、少しでも慈悲をいただけるようにと願っているのです。
繰り返し叫ばれる「危険」というフレーズはどういう意味でしょうか。
これは、このままでは自分の存在が保てなくなってしまうということに危機感を持っている。
そういう意味で使われています。
それほどまでに深い深い愛の底に落ちてしまった彼女の悲痛な叫びが詰まった『I'm not a ghost』。
相手からの愛情も受け取れず、自分自身を失っていく様子が克明に描かれています。
これもひとつの愛の形かもしれません。
この後、少しでも女性に救いの手が差し伸べられることを願い、この歌詞の解釈を終わります。
まとめ
エロスと愛欲と虚無感を詰め込んだAcid Black Cerryの世界観。
お楽しみいただけましたでしょうか。
彼らのこのアルバムは、初動セールスこそ1stアルバムに及びませんでしたが名盤です。
そんな2ndアルバムの中からオススメの1曲をご紹介します。
