西野カナ史上初!母親へ思いをテーマにした歌
アルバム「Love Collection 2 〜mint〜」の収録曲
2018年11月21日に西野カナさんがリリースしたアルバム「Love Collection 2 〜mint〜」。
今回はそのアルバムに収録されている「Mama」という楽曲を紹介しますよ!
この楽曲が収録されているアルバムは、さまざまな愛を歌った数々の作品を収録しています。
まさに、愛のコレクション(=Love Collection)というわけです。
西野カナさんといえば、共感性の高いラブソングをたくさん歌っています。
なので、このアルバムの収録曲も男女の愛を描いたラブソングが多いです。
しかし「Mama」という曲は、男女の愛を描いたラブソングではありません。
曲名からもわかる通り、母親への愛を歌った曲になっています。
西野カナさんが母親をテーマにした歌を書いたのは「Mama」が初めて。
母親に対して、西野カナさんがどのように思っているのかこの楽曲で知ることができます。
歌詞の中には実話も!?心温まる歌詞を解説!
「Mama」の歌詞では、母親に対する感謝、謝罪、憧れなどがたくさん綴られています。
思春期の頃に、母親に対して反抗してしまい申し訳なく思っていること。
いつも愛を持って接してくれて、ありがたく思っていること。
いつか自分も母親のような女性になりたいと思っていること。
母親に対して同じような感情を持っている人も多いのではないでしょうか。
また、歌詞の中には母親を連れて一緒に旅行した時の思い出についても描かれています。
この旅行に関する話は、西野カナさんが実際に体験したことをベースにしているそうです。
母親と水入らずで仲良く旅行をしている西野カナさん。
きっと、母親ともとても仲が良いのでしょうね。
読むだけで心が温まる素敵な歌詞をさっそく見ていきましょう!
1番の歌詞
母親へのリスペクトを表現した冒頭の歌詞
(※1)ママ I love you
誰よりも優しい人
誰よりも勇気がある人
ママ I love you
私もいつかなりたいよ
ママみたいに愛に溢れた人
出典: Mama/作詞:Kana Nishino・GIORGIO 13 作曲:Giorgio Cancem
冒頭から母親に対する憧れが溢れ出ていますね。
母親というのは子供の立場からしてみると、とても偉大で温かい存在なのではないかと思います。
子供を育てるというのは、生半可な気持ちではできません。
自分の気持ちをぐっと堪えて優しく対応しなくてはいけないこともあるでしょう。
そして、場合によっては勇敢な行動を強いられることだってあります。
子供を守って、一人前に育てるためには、さまざまな苦労が伴うのです。
それを立派にこなしてきた母親は、子供にとって心強い存在といえます。
「優しい人」「勇気がある人」「愛に溢れた人」という母親に対する言葉。
これらの言葉には、子供から母親に対するリスペクトの気持ちが込められています。
子供を育てるって大変だけど立派なことなのだと改めて認識することができますね。
手紙のような出だしに注目
Dear mama
I write your song for you
照れ臭いけど今日は伝えたい
心ではずっと思ってるのに
生意気ばかり言ってたから
出典: Mama/作詞:Kana Nishino・GIORGIO 13 作曲:Giorgio Cancem
ここから1番のAメロに突入します。
1番のAメロの出だしは「Dear mama」という手紙のような言葉でスタートします。
ちなみに「Mama」のMVでは、西野カナさんが手紙を書いているシーンが登場。
海の見えるお洒落な部屋で、母親への手紙をしたためる映像になっているんですよ♪
MVでこのような演出が取り入れられているのは、手紙のような歌詞だからなのでしょうね。
そして、母親のためにこの曲を書いたことも説明しています。
「I write your song for you」とは「私はあなたのために曲を書く」という意味です。
とはいえ、自分の母親に日頃の感謝を伝えるのはちょっと照れくさいもの。
だから、その気持ちを和らげるために直接伝えるのではなく歌にしたのでしょうね。
好きな異性に「愛してる」って直接言葉で伝えるのは恥ずかしいものです。
でも、何故かラブソングに乗せて歌うと自然と愛の言葉を口にできませんか?
きっと、母親に対して思いを伝えるのも同じだといえるでしょう。
母親に心配かけたことを素直に謝っている
ねぇママ ごめんね
心配かけてばかりいて
幼かった
I was immature, I was wrong
出典: Mama/作詞:Kana Nishino・GIORGIO 13 作曲:Giorgio Cancem
ここでは、母親に対する謝罪の気持ちが描かれています。
母親を心配させることも多く、たくさんの迷惑をかけてしまった。
そのことに対して素直に謝っているのが印象的ですね。
「I was immature」は「私は未熟だった」という意味。
そして「I was wrong」とは「私は間違っていた」という意味です。
子供の頃はまだ人生経験が浅いせいで誤った選択をしてしまうこともあります。
その度にきっと母親がアドバイスをしてくれていたのでしょう。
子供にとって親というのは、最も身近な人生の先輩ですからね。