夏といえば服装も薄着になる季節。

身体のラインが出る服装に戦々恐々とする方も多いのではないでしょうか。

でもその分、セクシーな魅力を最大にアピールできる季節でもあります。

ここに登場するキミは自分に自信があるのでしょう。

夏らしい薄着の姿にボクは夢中。

余談ですが、この曲のMV衣装は薄着の曲線にもほどがあるセクシーさです。

曲の世界観をしっかり表現している衣装といえるのかもしれません。

耐水性のメイクやアイテムは特に夏に活躍するもの。

夏の海や、汗や涙にもへこたれない前向きな心にしてくれる夏

そんな夏らしい気持ちに切り替わる眩しいキミにボクは魅了されてしまうのです。

ボクは一体何者?

ココロまで脱がされる 暑い風の誘惑に
負けちゃって構わないから 真夏は 不祥事も キミ次第で

出典: HOT LIMIT/作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介

暑い夏の気分に服なんて脱ぎ捨ててしまいたい気持ちがここにも。

けれど夏のせいにして、誘惑に負けても構わない。

スキャンダルな恋の誘惑にも、キミ次第では負けていいと思ってしまいます。

ところで、ボクは一体どんな人物なのでしょうか。

「不祥事」なんて言葉が出てくるボク。

有名人が問題を起こしたときに使われる言葉がさらりと登場します。

このボクは有名人になぞらえられる存在なのでしょう。

初期の西川貴教のようにアイドル的な人気

そんなボクを夢中にさせてしまうほど、夏のキミは魅力的なのです。

熱い夏をふたりで

夏の恋を楽しもう

キミじゃなくても バテぎみにもなるよ
暑いばっかの街は 憂うつで
スキを見せたら 不意に耳に入る
サブいギャグなんかで 涼みたくない
むせ返る熱帯夜を 彩る花火のように
打ち上げて散る想いなら このまま 抱き合って 焦がれるまで

出典: HOT LIMIT/作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介

暑い日本の夏。

キミは夏バテ中なのでしょうか。

楽しい夏も、都会で仕事や勉強に勤しんでいたら憂うつなばかり。

つまらないギャグでゾッとするのは御免です。

せっかくの夏なら、盛り上がる何かで楽しみたい。

不快指数の高い都会の夏に上がる花火のように大きく咲いて、散ってしまってもかまわないのです。

ひと夏の恋でもめいっぱい楽しみたい思いが現れています。

花火と「焦がれる」で火のイメージが続けられているのも印象に残る一節です。

キミは妖精?マーメイド?

妖精たちと 夏をしたくなる
熱い欲望は トルネイド
出すもの出して 素直になりたい
キミとボクとなら It's All Right

出典: HOT LIMIT/作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介

続くサビでは「Yo! Say」が「妖精」に差し替えられています。

こんな言葉遊びも粋な部分。

「マーメイド」そして「妖精」に例えられるキミ。

夏の魔法にかけられて現実を忘れるような魅力を感じます。

そんなキミを自分のものにして、熱い恋をしたい。

出すもの…の部分はセクシーな雰囲気も伝えつつ、出したいのは隠している思いも同じ。

いつもは隠している恋心もむき出しにして、自分と相手に素直になりたい

そんな夏も全肯定して思い切り前向きになれます。

ダイスケの謎に迫る

プロデューサーは浅倉大介

妖精たちが 夏を刺激する
ナマ足 ヘソ出し マーメイド
恋にかまけて お留守になるのも
ダイスケ的にも オールオッケー!

出典: HOT LIMIT/作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介

続くサビも見ていきましょう。

ボクを恋の魔法にかけてくれる妖精のようなキミ。

素足で露出度の高い姿にボクはもう夢中です。

いつものアイドル的な人気も、仕事や学業も恋にかまけて忘れがち

けれどそれでもいいのです。

夏なのだから、夏にしかできない恋をめいっぱい楽しみたい。

そんな気持ちが伝わってきます。

さて、この一度聴けば忘れられない「ダイスケ的にも」のフレーズ。

ここは初期のT.M.Revolutionプロデューサーを務めていた浅倉大介から取っています。

ライブやコラボ作品ではこの部分が場所や作品に合わせてアレンジされることも多い一部分。

またこのフレーズは浅倉大介の著書にも利用されています。

その前の夏にリリースされた「HIGH PRESSURE」の歌詞も確認してみましょう。

そこでは「ウッカリタカノリ」と、西川貴教本人の名前を登場させる歌詞も。

それに続く夏ソングとして、次は浅倉大介の登場となったのでしょう。

ファンとしてはニヤリとしてしまう歌詞です。

まさに初期のT.M.Revolutionの体制を象徴する、遊び心あるフレーズといえます。

ボクとの恋はプロデューサー公認?