「9万回のノック」というのは、上領亘と会人の「鶴(TAZZ)」がスネアドラムへ打ち込む打数の事です。

大阪・東京の二場所で行われる5公演でスネアドラムへの打数をなんと9万回にするというのです。この様な事は、通常の演奏では、到達する事は到底叶いません。

精神が肉体を凌駕しなければ到達しえない領域となるのです。

そして、「9万音符の調べ」というのは、「第9曼荼羅ライブ」の公式サイトに配信される楽曲の事です。9万打を達成した時に、公式サイトにて無料配信される事になっていました。

そして、千手観音の異名を持つ上領亘とTAZZの奮闘により、観客を最大限に魅了して見事9万回のノックは達成されたのです!

現在でも、公式サイトにていつでもダウンロード出来る様になっています。

平沢進 Twitter follower 9万人達成記念ライブ「第9曼荼羅」特設サイト

平沢進が詰まったライブ

今回のライブ大阪公演では、平沢進のP-MODEL時代の曲「サイボーグ」から始まりました。

わくわくとドキドキが入り混じる会場を、一気に頂点にまで盛り上げる曲となっています。

※以下は、「サイボーグ」収録曲です。

PHONON2550 LIVE
Posted with Amakuri at 2018.2.25
平沢進
テスラカイト

元々、普通のライブはやらない平沢進

9万回の打数という圧倒的熱量と、鮮やかなメロディーと透き通った歌声でライブを構成し、異世界にも似た独特の雰囲気で観客達を魅了しました。

誰もが楽しめた楽曲達

また、今回ライブで使われた楽曲達は、平沢進というミュージシャンをあまり知らない人にでも分かりやすいものとなっていました。

鉄板の人気曲は当然入っている中、最新曲もふんだんに組み込まれていました。

平沢の曲は、そのどれもが心を打つものばかりです。

人気曲と最新曲で構成された今回のセットリストでは、古参のファンも初心者も誰もが楽しめるライブとなったのではないでしょうか。

ロボットカメラを使う平沢進

平沢進のライブ『第9曼荼羅』をレポート!○○カウントの打撃を目指す!? Twitterがきっかけ?の画像

今回のライブでは、「ロボットカメラ」という現在では製造されていないものを使っていました。

どうやって手に入れたのかというと、なんと平沢が通う接続院の接続師の自作という。

凄いですね……。

ロボットカメラは、平沢が首にぶら下げたものから赤外線が発せられ、それを感知して写真を撮るというものでした。

右往左往する小さなロボットカメラが、重く深い平沢特有の曲と相まって妙なシュールさを生んでいました。

だからといって世界観を壊している訳ではなく、可愛らしいその姿は、観客を和ませていたのです。

最後に

「9万回のノック」という精神が肉体を凌駕する様なパフォーマンス、「ロボットカメラと最先端のライブ」という古典と現代の融合、平沢進が持つ深くて心を打つ様な魅力的な楽曲達。

これら全てが嚙み合った事で、最高のライブが完成した「第9曼荼羅ライブ」。

次に行われるであろう平沢進のライブにも最大の期待を抱く事が出来るでしょう!