【ナチュラルに恋して/Perfume】歌詞を解釈！“不自然”でも“ナチュラル”に聴こえる歌詞がスゴイ

独特の振付や最先端の技術によるMVなど、本来のPerfumeのイメージは「不自然なガール」です。

そのためでしょうか。せっかく自然な気持ちが大切！と冒頭で歌ったばかりなのに愚痴まじり。

おそらく彼氏の部屋に彼女がいる状況です。彼女の部屋とか、同居の可能性もありますが……。

何でもない普通の日なら一緒にいるだけで幸せ！だとしても記念日には盛り上がりたいわけです。

いつものようにテレビを見ているだけで、どこかに出かけたりしないの？というわけですね。

彼氏に頑張ってほしい！と心の中でおねだりしている感じです。

記念日とは誕生日か、交際〇年（月）の日、それともクリスマスなどのイベント日でしょうか。

彼氏にしてみると、記念日だからこそ仕事を切り上げて彼女との時間を作ったのかもしれません。

そのため携帯電話には仕事のメールが次々と入ってくる……そんな状況が目に浮かびます。

しかし彼女にしてみると、2人っきりの大事な記念日。メールに邪魔されたくないのでしょう。

あなたはパートナーの携帯電話が気になりますか？気になる人はヤキモチやきかもしれませんね。

気にしない！と言いつつ内心気になる人もいるでしょう。それだけ愛情が深いとも考えられます。

全然気にならないのは相手を信頼しているから、あるいは空気のような存在だから……。

「亭主元気で留守がいい」レベルだと、逆にもう少し気にしたほうがいい場合もあるでしょう。

そう考えると「ナチュラルに恋して」のスネっぷりはカワイイ！という話になるかもしれません。

自然な恋というのは、日常的に多少のヤキモチをやくものかもしれません。

携帯電話に多数のメールやLINE（ライン）の通知があるのは、仕事以外の可能性もアリ。

たくさんの友達の中には女性も含まれる……とも考えられるでしょう。

愛情深いからこそ不安になるというわけですね。しかし彼氏の笑顔を見ると安心するわけです。

不自然と自然という対照的な楽曲の片割れである「ナチュラルに恋して」。

そのため不安と安心という相反する感情をあえて混在させている……と解釈することもできます。

あなたの彼氏は映画好きでしょうか？映画好きの彼氏といえばドラマ「東京タラレバ娘」。

Perfume「TOKYO GIRL」が主題歌でした。あ～ちゃんはレバ役。原作は東村アキコさんの漫画です。

ご覧になったPerfumeファンも多いでしょう。しかしまだこれから見る方もいるかもしれません。

多少のネタバレを含みますので、ドラマや漫画を未見の方は次の項目を飛ばしてくださいませ。

この項目はドラマを見た！という前提で進めます。大丈夫ですね？いきますよ。それでは……。

吉高由里子さん演じる鎌田倫子は脚本家なので映画好き。ただしアメリカ映画が好みでした。

速水もこみちさん演じる奥田優一は映画好きが高じてバーを経営。推しはフランス映画です。

ひと口に映画好きといっても、逆にまったく趣味が合わないこともある……という展開でした。

「ナチュラルに恋して」の2人も映画の趣味は合わないようです。彼女が映画好きではないかも。

趣味の話は友達として、パートナーとは趣味が違う人もいるでしょう。

その反対で、趣味が合わなければ交際しない人もいるかもしれません。

どちらがいいという答えはないでしょう。映画以外に音楽やその他の趣味でも当てはまります。

「ナチュラルに恋して」の場合、映画を見て眠る彼女を彼氏がカワイイと思っているなら大丈夫。

おそらくそんな関係性なのでしょう。