「放課後プリンセス」の事を少しだけ…
学園アイドル
放課後プリンセスは16時を境にしてカチューシャはティアラ、制服衣装はプリンセス衣装に変わり、“放課後、プリンセスに変身”して活動する学園アイドル。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/放課後プリンセス
「放課後プリンセス」はその名の通り、「学園」と「プリンセス」をテーマにしているアイドルです。
今回紹介する「輝夜に願いを」では、日本最古の物語とされる「竹取物語」の「かぐや姫」がコンセプトになっています。
「放課後プリンセス」(後・放プリ)のメンバーは現在7名。
メンバーそれぞれの個性にあった「担当委員」があるのも放プリの特徴です。
学校の授業が終了した16時になると、まるでシンデレラの様にプリンセスへ変身していくメンバー達。
過去には、白雪姫やマリー・アントワネット、人魚姫などなど…。
様々なプリンセス達に変身してきました。
「輝夜に願いを」で見せるかぐや姫の衣装に変身したメンバーの艶やかな踊りと歌声のMVをこの後解説していきたいと思います。
早速「輝夜に願いを」のMVをチェック!
満月の夜をイメージ
MV全体の雰囲気はかぐや姫がこの世界にいる最後の夜である「満月の夜」をイメージしていると思われます。
とてもシンプルなセットで、ライトの色合いのみで世界を表現。
緑色のスポットライトは「竹林」を表しているのではないでしょうか。
そして、その緑色のスポットライトの真ん中に月の光の様な色のライトがあります。
「かぐや姫」といえば、光を放つ竹から誕生したといわれていますね。
その「光る竹」をイメージしているのではないかと感じました。
バックの障子が紫色で、この曲の歌詞に合う切ない表情を浮かべるメンバーを引き立ててくれています。
かぐや姫をイメージした衣装
放プリのメンバーが身にまとっている衣装は、楽曲のテーマの通り「かぐや姫」をイメージしています。
さらに、放プリのシンボルである「ティアラ」も身に着けていますね。
大切な人がいる地球から離れなくてはならないということはとても切ない事です。
そんなかぐや姫の心情を写し出したような悲しげな表情をしているメンバーも見どころの1つ。
MVを見ていると、最後の方で竹林の中の「光る竹」にメンバーが触れようとします。
恐る恐るでありながら、少し悲しげに触れようとしている姿は「最後」「終わり」を強く感じずにいられません。
そして、その光に触れた瞬間、メンバーみんなが光に包まれティアラのみを残し消えてしまいます。
「光る竹」だと思っていたライトが表すものは、どうやら「満月の光の道筋」だったのでしょう。
その光に触れたことで、かぐや姫は故郷へ帰って行った事を表現しているのだと感じました。
MVを見ているこちらを「かぐや姫の世界」に引き込んでくれるような映像でしたね。
ティアラのみを残していることから、放プリの続きの物語も感じさせてくれる演出でありました。
楽曲提供者「まふまふ」って誰?
人気クリエイター「まふまふ」
YouTubeやニコニコ動画といった、動画投稿サイトで人気の「まふまふ」。
自身で作詞、作曲をしながらギターを弾いて歌うシンガーソングライターです。
ソロとして活動もしながら、歌い手である「そらる」と共に「After the Rain」という音楽ユニットを結成。
オリコン2位を獲得するほどの人気ぶりです。
顔を隠して活動していることもあり、ハイトーンな歌声からも一瞬女性かと思った方も少なくないでしょう。
しかし、マスクと髪の毛の間から見える目を見ただけでもイケメンだということが伝わってきます。
まふまふさんの作る楽曲は、和をイメージしているような曲調がとても多いのが特徴です。
なので、「輝夜に願いを」もまふまふさんの特徴がしっかりわかるナンバーだと言えるでしょう。
一度聴いたら耳から離れないような特徴的なメロディーがクセになりますね。
「神様、僕は気づいてしまった」
まふまふさんの歌声を聴いていると、どこかで聞いたことがあるような歌声に感じます。
みなさんは「神様、僕は気づいてしまった」というバンドはご存じでしょうか。
そう、その「神僕」のボーカルと歌声がとてもよく似ています。
まふまふさんの様な歌声は他にあまり存在しません。
なので、これはもしや…?と筆者も考え調べたのですが、推測の域から出ることはありませんでした。
そんな謎に包まれしまふまふさんを取り上げた記事もございますので是非チェックしてみてください。
神様、僕は気づいてしまったの謎のボーカル「どこのだれか」の正体はまふまふ!?Neru!?真相に迫る! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
謎多き覆面バンド、「神様、僕は気づいてしまった」。そんな彼らの正体は誰なのか、今回はその真相に迫っていきたいと思います。