「amazarashi」というアーティスト
青森県で結成されたロックバンド「amazarashi」。
2007年より前身バンドとなる「STAR ISSUE」での活動をスタートし、2009年にはインディーズデビューを果たしました。
amazarashiというバンドや彼らの作る音楽は、数多く存在するロックバンドの中でも、ある意味異質な存在かもしれません。
一度でも彼らの音楽を聴いたことがある方は感じていると思います。
命の大切さや、人を愛することの美しさ、生きることの楽しさや、未来への希望…。そういったテーマを歌っているバンドは多くありますよね。
しかし、amazarashiの音楽はその対極に位置しています。人間の弱い部分や、人々が認めたくないような醜い部分にフォーカスし、それらを鋭い言葉で鮮明に描写した歌詞。
生きることの虚しさや人間の愚かさ、そういったものを、一切オブラートに包むことなく歌っています。
その歌詞は決して直情的ではありません。むしろひどく冷静なまま虎視眈々と描かれており、ただ事実だけを淡々と紡いでいく。
それがより一層、彼らの世界観にリアリティを持たせているように感じられます。
おすすめ人気曲ランキングTOP10を解説!
今回は、「おすすめ人気曲ランキングTOP10」と題しまして、2018年度版のランキングをご紹介していきます♪
※ランキングは、2018年2月28日時点のiTunesでの人気ランキングに準じています。
気になる歌詞解釈などは、リンク先の記事にて詳しく書かれていますのでそちらをチェックしてみてくださいね!
収録情報も併せてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください♪
第10位「無題」
2015年5月13日にリリースされた楽曲、「無題」。
ある一人の絵描きの苦悩を切なく歌いあげたナンバーです。アニメーションによるMVが、まるで1本の映画のような完成度ですね。
筆者は、この歌詞はamazatashi自身のことを歌っているのではないかと思いました。
「無題/amazarashi」のMVのストーリーが深い…!歌詞解釈からさらに深読み! - otokake(オトカケ)
今回はamazarashiの「無題」に付いて解説します。物語風の歌詞になっておりamazarashiらしい楽曲です。ストーリーを一望出来るMVも必見です。
『千分の一夜物語』収録
第9位「少年少女」
2009年2月18日にリリースされた「少年少女」。
歌詞を聴くとやるせなく感じられますが、優しく包んでくれるようなサウンドが印象的なナンバーです。曲中のコーラスには、思わず鳥肌が立ちます。
『光、再考』収録
第8位「自虐家のアリー」
2015年2月18日にリリースのアルバムに収録された「自虐家のアリー」。
胸をえぐられるような歌詞ですね。愛を求め続けた少女の存在を歌い上げたナンバーです。
「被虐者の愛」というフレーズが印象的です。
【自虐家のアリー/amazarashi】物語の世界観に心が震える...歌詞の意味を徹底解釈!PVあり - otokake(オトカケ)
悲しみと苦しみを描いた圧倒的な世界観に心が震えるamazarashiの名曲『自虐家のアリー』。今回はこの曲の歌詞の意味やPVなど徹底紹介したいと思います。