「Girl」は秦基博が自身の娘に向けて制作したもの。
愛情のこもったキュートな言葉選びが印象的です。
ふわり 羽根のよう 僕の頬に君が触れる
それだけで もう 何もかも 救われたつもりになるよ
ふわり 羽根のよう 君がいれば強くなれる
いつまででも 僕がきっと 守ってみせるから
出典: Girl/作詞:秦基博 作曲:秦基博
最後は力強い言葉で締め括られます。
父親になったことの喜び、そして覚悟が詰まった楽曲です。
2位:アイ
代表曲「アイ」は2位にランクイン!
2010年にリリースされた9枚目のシングル。
イントロやサビで繰り返されるギターのフレーズは、一聴しただけでこの曲だと分かるほど耳に残ります。
「愛」という壮大なテーマでありながら、一言一言を噛み締めるように歌う秦の声が、心にスッと届いてきます。
「愛」は確かなものへ
その手に触れて 心に触れて
ただの一秒が永遠よりながくなる 魔法みたい
あなたが泣いて そして笑って
ひとつだけの愛が 僕のハートに 今 じんわりあふれる
出典: アイ/作詞:秦基博 作曲:秦基博
タイトル、そして1番と2番では「アイ」はカタカナで表記されていましたが、最後の1行だけは漢字表記に。
誰もがもって生まれたものでありながら、なかなか実感することのできない愛。
大切な人との出会いによって、確かに感じるものへと変わっていく様子が描かれています。
1位:風景
ファンに愛され続けるバラード
秦基博にとって1枚目となるフルアルバム『コントラスト』(2007)。
その最後に収録されているのがこの「風景」です。
カメラのシャッターを切るように刻まれていく、力強くも繊細な鍵盤の音。
優しく漂うストリングスが、「風景」の世界を温かく包み込みます。
色付いていく景色
あなたがくれたこの風景 愛しく思っています
胸の中のファインダーでずっと眺めていたい
出典: Girl/作詞:秦基博 作曲:秦基博
大切な人のおかげで、モノクロだった景色が鮮やかに色付いていく、そんな物語が思い浮かびます。
リリースから10年以上が経った今でも大切に歌われ、ファンにも愛され続けている珠玉の1曲です。