1.Hey!Say!JUMPの「Give Me Love」

作詞 : Vandrythem 作曲 : Takuya Harada、川口進、Christofer Erixon

Hey!Say!JUMPの通算18作目となるシングル「Give Me Love」は、メンバーの山田涼介が主演を務める、フジテレビ系 月9ドラマ「カインとアベル」の主題歌です。

ドラマ「カインとアベル」は、主人公の成長を描くヒューマンラブストーリーで、この主題歌がメロウなR&Bサウンドに乗せてストーリーを盛り上げていきます。

「Give Me Love」は、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得し、初週の売り上げは24.8万枚でした。

シングル1位獲得作品数は、デビュー作以来18作連続となって通算獲得数も18作となりました。

さらに、Hey!Say!JUMPのメンバー岡本圭人は、父が同じジャニーズ事務所の元男闘呼組の岡本健なので親子ともにデビュー曲で“1位”を獲得したのは、日本の音楽史上で初めてのことということです。

2. カインとアベル

Hey!Say!JUMPの「Give Me Love」を紹介!カラオケで歌う歌詞の注目のドラマ主題歌の画像

テレビドラマのストーリー

ドラマ「カインとアベル」のあらすじを、簡単にご紹介しましょう。

高田優は高田総合地所株式会社の社員高田優は、会社創立50周年の記念パーティーに参加しませんでした。

そこで、優の兄にあたる副社長の高田隆一(社長の高田貴行の長男)は、いなくなった高田優を探しに行きます。

高田優は何かにつけ会社の中では兄の高田隆一と比較され、社内では肩身の狭い思いをするばかりです。

そんなある日、一人の女性矢作梓と出会い、高田優の人生は変わってゆくのです。

3. Hey!Say!JUMPの活動

Hey!Say!JUMPのこれまでの活動を振り返る

Hey!Say!JUMPは、2007年にジャニーズ事務所からデビューし、同年10月には、初の冠番組『爆笑100分テレビ!平成ファミリーズ』が放送開始という、鳴り物入りでデビューしたグループです。

また、Hey!Say!JUMPは、デビュー以来、さまざまな記録を作ってきました。

例えば、2009年には、横浜アリーナ史上初の7日間連続コンサートを開催し、2012年には、横浜アリーナ史上初の7日間連続10公演のコンサートを開催し、009年に達成した連続公演記録を更新しました。

さらに、東京ドームでの、グループ史上最年少公演記録(平均15.2歳)を保持していることと、2017年1月1日には、東京ドームで、史上初の1日2回公演を行ないました。

特に、バレーボール大会のイメージキャラクターやスペシャルサポーターとして活躍し、イメージソングを担当した大会は、ワールドカップバレーボール2007、第39回春の高校バレー全国大会、2008北京オリンピックのバレーボール世界最終予選、第40回春の高校バレー全国大会(2009年3月)、第41回春の高校バレー全国大会(2010年3月)、第63回全日本バレーボール高等学校選手権大会(2011年1月)など、多数あります。

4. Give Me Loveの歌詞の意味

1stコーラスの歌詞を解釈する

Give Me Love Give Me Love
どこまでもゆく 果てないこの空の下
Give Me Love Give Me Love
大事な人が どこかで君を待ってる


何か伝えたいけど 言葉じゃ足りなくて
風の中に答えを 一人探していた


冷めた心に重ねたあの温もり
その一瞬でやっと気付く 思いが溢れ出して

出典: http://j-lyric.net/artist/a04d4b4/l03d973.html

1stコーラス目の歌詞は、曲のタイトルである「Give Me Love」(愛をください)から歌い始めます。

高音の声がいいですね。

このフレーズがこの曲の中で16回も繰り返されますから、この歌詞のモチーフとなっています。

何か伝えたいけど 言葉じゃ足りなくて 風の中に答えを 一人探していた」という歌詞はなかなか詩的でもあります。

風に吹かれて、答えがない堂々巡りを繰り返している心の有り様を歌っています。

主題歌であるドラマの「カインとアベル」のイメージともシンクロしているように感じますね。

このあたりの感覚が、ドラマのストーリーをフラッシュバックさせます。

2ndコーラスの歌詞を解釈する

そう Give Me Love Give Me Love
どこまでもゆく 果てないこの空の下
Give Me Love Give Me Love
大事な人が どこかで君を待ってる

ずっと叫んでた 僕の思い届くまで
もう迷わないから


ため息絡み合った 細い糸のような
不安がひとつひとつ 解けてくのが分かった


運命(さだめ)のような光が今ここにある
差し伸べる手の先 輝いた未来 たどり着くまで

出典: http://j-lyric.net/artist/a04d4b4/l03d973.html

2ndコーラスメもテーマの「Give Me Love」を繰り返します。

ずっと叫んでた……」と、自分の愛を信じます。

自分の愛を信じれば信じるほど心は強くなり、「ため息絡み合った……」と、心がどんどん自由になっていきます。

悩んでいる時の心のモヤモヤは、本当につらいものですが、それが溶けていくのが自分でわかるという状態を歌っているのですね。

どこかで誰かが待っていてくれるということを信じて、歩き出そうという気持ちが感じられます。

そして、「輝いた未来」と歌っているところから、もしかしたら、このドラマ「カインとアベル」は、ハッピーエンドを迎えるのでしょうか。

3rdコーラスの歌詞を解釈する