Official髭男dism【ラストソング】

Official髭男dism【ラストソング】歌詞の意味を解説!2人の関係は?もっと歌いたい理由とはの画像

今やOfficial髭男dismの名を知らない人はいないでしょう。

そのキャッチーなメロディーは、若者の間で絶大な人気を誇っています。

そんな彼らが2019年10月にリリースしたのが「ラストソング」。

楽曲は彼らのアルバム「Traveler」に収録されています。

これまで数々のヒット曲を飛ばしてきた彼らですが、意外にもメジャーデビューしてからは初のアルバム

「ラストソング」はそんなアルバムラスト一曲前に収録されています。

不思議なことに最後の曲ではないんですね。

最後ではなく、なぜ1つ前なのか。

そのあたりも含めて歌詞の内容を探っていきましょう。

歌詞解説スタート

日常的な別れ

Official髭男dism【ラストソング】歌詞の意味を解説!2人の関係は?もっと歌いたい理由とはの画像

幕が下りれば僕ら お互いに離れ離れ
皮肉なもんだな こんな時だけ
あっという間に過ぎ去るなんてさ

出典: ラストソング/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

Aメロの歌詞を見てもらえば分かると思いますが、この曲は人との別れに焦点を当てています。

しかしここで触れているのは、恋人や家族のような重い別れではありません

私達の生活にもありふれている、もっと軽い「別れ」です。

友達との旅行も終わり、それぞれが家路に向かうときの「別れ」。

オフ会で出会い、遊んだあとの「別れ」。

お互いの人生が交わり、すぐに離れていく一瞬の出来事。

Official髭男dismにとって、それはライブのことでしょう。

彼らがライブを行えば、当然観客が集まります。

しかしライブで出会ったとしても、それが終われば解散しなければなりません。

「ラストソング」は別れの切なさを歌った曲になります。

重い別れ

「またね」があれば どんなお別れもましになるね
いつ言えなくなるだろう? 考えちゃだめだよなあ
いつだとしても虚しくなるから

出典: ラストソング/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

私達は別れる時「またね」と言って、無意識のうちに寂しさを和らげています

では「またね」が言えなくなるとき、それはどんなときでしょうか?

彼らは私達に歌の中で問いかけてきます。

すぐに思いつくのは恋人とケンカ別れしたとき、親しい人が亡くなったときあたりですね。

当たり前のようにいた人が、あるときを境にいなくなってしまう辛さ

私達は失って初めて、その人の大切さに気づきます。

そう考えると最初の質問はこう変わってきます。

いつか「またね」が言えなくなる本当の終わりが来たら、私達はどう感じるのだろうか?

なかなか深い問いかけですね。

対して彼らは、考えてはいけないと歌の中で答えています。

そんな悲しい気持ちになるのは、起きてからで十分だと言いたいんですね。

すぐに終わってしまう

夏のきらめき

ひと夏のきらめきが アイスを溶かしていく
それによく似たやるせなさには ほんの少しだけ
刹那の味が 甘く混ざりあう

出典: ラストソング/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

夏の容赦ない日差しと溶けるアイスクリーム

目を少しでも離すとアイスは溶けて、こぼれ落ちてしまいます。

アスファルトの上で溶けていくアイス、「あーあ」と漏れた心の声が聞こえてきそうです。

誰が悪いでもなく、ただただ諦めるしかありませんね。

”刹那”は楽しい時間のことです。

つまり、アイスのやるせなさとライブが終わる間際の切ない気持ちは似ていると言いたいのかもしれません。

あっという間

今日が終わるのが 悲しいから
朝日よ2度と出てこないでと
時計をぎゅっとつねったら 慰めの音がしたよ
まだ遊びたりないよ もっと歌いたいのにな

出典: ラストソング/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡