NEWS【2人/130000000の奇跡】歌詞解釈！大きな奇跡は大きな悲劇にもなり得るの…？！

“月”と“太陽”も、決して交わることがないものの象徴として使われています。

「出会うはずじゃなかった…」

後悔から出た考えにしろ、ただの負け惜しみにしろ、結果的にそれが正しかったことは確かです。

それでも未練がましく“神様の気まぐれ”、つまり運命のせいにしたがる“僕”…。

そうまでしないと、“君”を諦めきれないのでしょう。

“僕”と“君”は、かつて130000000もいる大勢の人間の中から、互いを選びました。

ものすごい確率で、愛し合う2人が出会えたということ。

それは“奇跡”というよりほかない、素晴らしいことです。

それなのに、その“奇跡”は“こんなにも簡単”に、終わりを迎えてしまいました。

「ずっと一緒にいようね」は、いつしか「もう会いたくない」へ。

その瞬間、大きな奇跡は大きな悲劇に姿を変えてしまいます。

“散々”という単語が、やりきれない気持ちを代弁しているようです。

1人は泣きながら「会いたくない」、もう1人は未練を抱えながら「君しかいない」。

神様の悪戯なのか、気まぐれなのか…。

こんな出会いと別れは、世界中どこにでもありふれた話かもしれません。

しかし、悲劇が悲劇であることには変わりありません。

歌詞をみていると、そのことが心に沁みます。

曲調が明るいからこそ、余計に切なさを感じてしまいます。

ちなみにこの曲は、NEWSの10周年ライブでも歌われています。

4人体制になってからのライブなので、当然歌割りも変更されていますが…。

それに加えて、曲のアレンジがバラードに！

かなりイメージが変わります。

原曲バージョンは、さわやかな曲調と切ない歌詞とのちぐはぐさが魅力でした。

バラードバージョンは、しっとりした曲調で、もっと歌詞に寄り添ったものになっています。

どちらにもそれぞれの良さがあるので、ぜひ一度聴き比べてみてください！

現在も4人グループとして活躍し、数々の名曲を発表しているNEWS。

ですが少し前の、つまり6人時代のアルバムにも、素敵な曲がたくさん収録されています。

「2人/130000000の奇跡」がそのうちのひとつであるように…。

まずは一通り、全アルバムのおさらいをしてみてはいかがでしょうか？

あなたのお気に入りも見つかるかもしれません。

NEWSは2018年9月に結成15周年を迎えました。

これまでもこれからも変わらず、「新しさ」や「こだわり」を追求するNEWS。

今後ますます目が離せないアイドルグループのひとつであるといえるでしょう。

そんな彼らの最新曲「生きろ」については、こちらの記事をご覧ください！