「愛に抱かれて」は、2009年9月リリースの2枚目のオリジナルアルバム「Box Emotions」に収録されている曲です。
同アルバムの最後の13曲目に収録されています。
この曲は、リリースの前年2008年に越智の親友が結婚することに際して作られた曲と言われています。
いつまでも変わらないその笑顔が 輝くように
あなたの明日が晴れ渡るように
ずっと祈り続けてるよ
出典: 愛に抱かれて/作詞:越智志帆 作曲:多保孝一
親友の幸せを願って止まない思いが綴られているサビの部分です。
結婚式などでよく使用される「末長くお幸せに」という言葉がまさに当てはまる歌詞です。
全体的な歌詞としては、こんな親友がいてくれたら本当に心強いだろうな、という印象を受けました。
友達だからこそ支え合える友情の素晴らしさと、祝福の気持ちが心地よい歌詞です。
ぜひ友人の結婚式や二次会で歌ってみて下さい!
第2位「愛をこめて花束を」
「愛をこめて花束を」は、2008年2月リリースの4枚目のシングル。
いまや結婚式では定番となっているこの曲。
原曲は作曲を行っている多保が16歳の時から温めていたものだといいます。
そしてシングルとしてリリースするのに際して、越智が歌詞を加筆・修正して新たな「愛をこめて花束を」が完成したと言います。
「Superfly=愛をこめて花束を」という人も多いはずです!
愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って
理由なんて訊かないでよね
今だけすべて忘れて 笑わないで受けとめて
照れていないで
出典: 愛をこめて花束を/作詞:越智志帆・多保孝一・いしわたり淳治 作曲:多保孝一
結婚式当日、新婦がこれまでの新郎との思い出を語っているような歌詞が印象的な曲です。
タイトルにもある「花束」は、新婦の花束ブーケが連想されますよね。
色々なことをこれまで2人で乗り越えてきて、そしてこれからも様々な経験を積み重ねていくであろう2人の姿が目に浮かぶようです。
今日だけは恥ずかしい気持ちを抑えて素直に「ありがとう」を伝える、そんな素敵な日が描かれています。
筆者もこの曲はとても好きな曲で、結婚式などに参加した時などにもよく耳にします。
カラオケで歌う人も多い曲なので、歌詞をしっかり読み返しながら歌ってみると気持ちがこもっていい感じですよ!
第1位「Beautiful」
「Beautiful」は、2015年5月リリースの5枚目のオリジナルアルバム「WHITE」に収録されている曲です。
TBS系ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」の主題歌にも起用されています。
この楽曲はアルバム収録曲ながらも、Superflyのファンの間では根強い人気の曲となっています。
2015年に紅白歌合戦で初出場した際にも歌われた曲です。
では、なぜ代表曲ともいえる「愛をこめて花束を」を押して1位にこの曲がなったのか?
それは、この曲こそがSuperflyの真骨頂ともいえる力強く背中を押してくれるナンバーであることが一つの理由に挙げられます。
バラードで聴かせるだけでない、本来のSuperflyの姿がそこにはあります。
力強さ、歌唱力、圧倒的なインパクトを残す越智の歌声とSuperflyのサウンド。
これこそがSuperflyの持っている姿なのではないでしょうか。
そしてもう一つ。
それはこの曲の歌詞が持つ意味です。
それでは歌詞の一部を抜粋したものを見ながら解説していきましょう。
世界で一つの 輝く星になれ
私でいい
私を信じて生きてゆくのさ
遠回りしても 守るべき道を行け
私でいい
私の歩幅で生きていくのさ
出典: Beautiful/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆・蔦谷好位置
世界で一つの 私に幸あれ
涙に幸あれ 明日に幸あれ
出典: Beautiful/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆・蔦谷好位置
様々な困難に直面しながらも懸命に力強く生きていく女性の姿を描いた「Beautiful」の歌詞。
何にも惑わされず自分の信じた道を突き進め!というメッセージが込められた歌詞は、越智自身の魂の叫びのようなものにも感じます。
私たちは日頃、常に何かのために生きるという考えを持って過ごしていることは少ないでしょう。
しかし全ての人には自分のために生きる権利が与えられています。
自分の命は一つしかないのです。
せっかくの人生を自分の幸せのために生きていってもいいんだよ、とこの曲には教えられます。
すべての人々が幸せになるために。
すべての私が幸せであれ。
自分勝手に生きるのではなく、自分を大切に生きていけばおのずと幸せはやってくるのかもしれません。
まさにSuperflyのソウルフルな楽曲らしい歌詞と言えますね。
おすすめ曲をもう1曲ご紹介します
おまけ曲「マニフェスト」
世知辛い世に生きながらも
夢追い人と呼ばれる方がいい
貴方の力を貸して頂戴
出典: マニフェスト/作詞:越智志帆・多保孝一 作曲:多保孝一