幼い頃、大人に対して抱いていたイメージはポジティブなものが多かったと思います。

しっかりしている。お金がたくさんある。何でも知っている。

私の場合は、大人に対してそんなイメージを抱いていました。

「僕」の場合は、「大人になれば生きやすくなる」と考えていたようです。

また、大人は「強くなって行くもの」だと考えていた「僕」。

しかし自分が大人になった今、「僕」は「そんなことはなかった」と気づきます。

大人になるにつれて増えていく痛みや恐怖

同時に増えていったのは、「守りたいもの」や「愛すべき人」

弱さもあれば、大切なものもある。それが大人なのでしょう。

だから「僕」は笑顔で前を向きます。

「誰かと共に生きたい」という願いを叶えるために。

心を洗濯して「行かなくちゃ」

酷い言葉や醜い愛で はち切れそうな心濯いだら
優しい言葉やあなたの愛で また元気に歩かなくちゃ 行かなくちゃ

出典: 優しい言葉/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央

「僕」の心は今にも「はち切れそう」で、悲鳴をあげているようにも見えます。

心の中に詰まっているのは、ネガティブで重たいものばかり。

だから「僕」は、そんな心を濯(すす)ぐことにしました。

汚れた衣服を洗濯してきれいにするように、心もきれいにして、まっさらな状態に戻そうとするのです。

きれいになった心に入れていくのは、「優しい言葉」や「愛」。

ポジティブで温かいものを心に持って進んでいこうと、「僕」は自分を元気づけます。

「~しなくちゃ」という表現からは、「大変だけど頑張ってみよう」という気持ちが伝わってきますね。

まとめ

【阿部真央/優しい言葉】歌詞の意味を解釈!疲れた心は洗濯できる!?優しい言葉がくれるものとは?の画像

心を洗濯し、また前を向いていこうという歌詞が心に残る阿部真央さんの「優しい言葉」。

疲れてしまった心を洗い、まっさらな状態で再びスタートを切る「僕」の姿に元気が湧いてきます。

阿部真央さんがくれる「優しい言葉」に、きっと心が洗われるはず!

大人になり、社会にもまれて生きている人には特に聴いてほしい曲です。

阿部真央さんには他にも名曲がたくさんあります。

母親としての一面を垣間見ることのできる「母である為に」ライブでも定番の曲。

「優しい言葉」とはまた違った阿部真央さんの優しさに触れてみてください。

等身大の詞を歌に乗せてソウルフルに歌い上げる歌手といえば、阿部真央です。そんな彼女も結婚をして子供を産み、母となりました。少女から一人の母となり、我が子への気持ちを歌った彼女の今回の楽曲は、大きな注目を集めています。

また、Aimerさんとコラボした「for ロンリー」名曲

遠距離恋愛のカップルを描いたこちらの曲も、ぜひチェックしてみてください!

「for ロンリー」は、阿部真央の恋唄「ロンリー」のアンサーソング。遠距離恋愛中のカップルの心境を描いたふたつの曲には、男と女の大きな違いが描かれていました。遠恋中で、相手が何を考えているかわからない…そんなあなたに。「for ロンリー」には、彼の気持ちが隠されているかも。

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