始めは4人組、しかも違うバンド名だった!?

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アメリカ・カリフォルニア州で結成されたMaroon 5。

Maroon 5の前身の「Kara's Flowers」としての活動も含めると、1994年から活動しています。

その当時は4人組でした。

1997年にはKara's Flowers名義での1stアルバムを発表します。

しかしこの作品は半年後に廃番、成功を収めることができませんでした。

その後メンバーは大学に進学、この学生時代にこれまで触れ合ってこなかったジャンルの音楽に出逢い刺激を受け、その経験が今日まで彼らの音楽性に影響を与えているとメンバーは語っています。

2001年に5人体制になり、Maroon 5と改名。

その後ドラマーの交代があり、さらにメンバーは2人増えて2017年現在では7人体制となっています。

バンド名の由来はトップシークレット?

知っているのはあの大物アーティスト!

7人体制になってもMaroon 7とはならず、Maroon 5のままって、なんだかちょっと不思議な気がしませんか?

そもそもMaroon 5ってどう意味で、どんな意味があるのかも知りたいですよね。

でも実は、バンド名の由来はトップシークレットなんだとか。

知っているのはメンバーと脱退した元メンバー、そしてある一人のメンバーの母親となぜかビリー・ジョエルのみ。

バンド関係者以外で知っているのは、ビリー・ジョエルだけなんです。

その理由はというと、結構単純です。

Maroon 5のギターヴォーカルのアダムがビリー・ジョエルに会った際、バンド名の由来を尋ねられ、相手が相手だけにむげに断ることもできずに教えてしまったということ。

確かに大物中の大物、ビリー・ジョエルに聞かれたら、「秘密です」とは言えませんよね。納得です。

ファン垂涎の秘密をビリー・ジョエルは知っているわけですが、はてさて、ビリー・ジョエルは今も覚えているのでしょうか。

初期の名曲「Sunday Morning」

トヨタのCMにも起用!

今回紹介する「Sunday Morning」ですが、Maroon 5として初めて出したアルバム『Songs About Jane』に収録されています。

アメリカでは2002年、日本では2003年にリリースとなりました。

この曲は2005年にはトヨタ自動車のCMに起用され、同年にシングルカットされています。

今は良くも悪くも超ポップ路線といってもいいような曲が多いMaroon 5ですが、この初期のころは非常にシンプルな音作りで、デジタルサウンドもほぼ使用されていません。

アダムのソウルフルな歌声が存分に活かされた曲となっています。

この初期のMaroon 5の雰囲気を懐かしむファンも結構多いそうです。

MVを紹介

バンドの雰囲気がよくわかるPVですね。

最近はMaroon 5に限らずですが、イメージ映像のみで本人たちが演奏しているシーンが無かったり、極端な場合には一切本人たちが登場しないというPVも多くなっています。

やっぱりメンバーが演奏している姿を存分に堪能できるPVはファンには嬉しいですよね。

それにしても、このPVはアダムのアップが多いですね……。

男前なので大歓迎ではありますが。

終盤の皆で楽しそうに歌ってるシーンがいいですね。

ちょっと大人な歌詞!

さて、ここから「Sunday Morning」の歌詞を見ていきましょう。

和訳に加えて、解説もご覧ください。

Sunday morning rain is falling
Steal some covers share some skin
Clouds are shrouding us in moments unforgettable
You twist to fit the mold that I am in

出典: Sunday Morning/作詞:Adam Levine,Jesse Royal Carmichael 作曲:Adam Levine, James B. Valentine, Jesse Royal Carmichael, Michael Allen Madden, Ryan Michael Dusick

和訳

【雨の降る日曜の朝

ベッドカバーを剥ぎ取って、肌を重ねあって

空にはどんより雲が広がっているけど、2人でいるこの瞬間は忘れられなくなる気がする

君が俺にしっくりくるように、体をひねるんだ】

せっかくの休日に雨だと、気分は滅入りがちになりますよね。

でも、2人でいれば雨の休日だって忘れられない時間にすることができるんです。

いつもとはまた別の、素敵な休日の始まりです。

But things just get so crazy living life gets hard to do
And I would gladly hit the road get up and go if I knew
That someday it would lead me back to you
That someday it would lead me back to you

出典: Sunday Morning/作詞:Adam Levine,Jesse Royal Carmichael 作曲:Adam Levine, James B. Valentine, Jesse Royal Carmichael, Michael Allen Madden, Ryan Michael Dusick

和訳

【クレイジーなことも起こるし、人生はどんどんハードになっていくけど

俺は大歓迎で立ち上がってこの道を進んでいくよ

この道がいつの日か君のもとへ導いてくれるから

この道が導いてくれるから】

まさに人生は山あり谷あり。

平坦な道なんてほとんど無いといってもいいでしょう。

それを避けるのでなく、すべて受け入れて乗り越えていくのです。

そうしたら、きっと君に釣り合うような立派な人間になれると信じて。

That may be all I need
In darkness she is all I see
Come and rest your bones with me
Driving slow on Sunday morning
And I never want to leave

出典: Sunday Morning/作詞:Adam Levine,Jesse Royal Carmichael 作曲:Adam Levine, James B. Valentine, Jesse Royal Carmichael, Michael Allen Madden, Ryan Michael Dusick