高い歌唱力で知られている海蔵亮太

カラオケチャンピオンシップ男性部門で優勝!

海蔵亮太【愛のカタチ】歌詞の意味を解説!あなた教えてくれた事って何?春夏秋冬一途に注ぐ愛が温かい…の画像

TV番組『THE カラオケ★バトル』などで、抜群の歌唱力を披露したことで知られる海蔵亮太(かいぞう りょうた)さん。

彼は2016年KWC(Karaoke World Championships)の日本大会、世界大会の男性部門で優勝という経歴を持ちます。

そんな海蔵さんのデビューシングル『愛のカタチ』をご紹介していきます!

同曲は2008年にシンガーソングライター中村つよしさんが発表した名曲

中村さん自身の祖父母をモデルとして綴られた歌詞は胸に迫る内容です。

『愛のカタチ』は海蔵さんの歌声でどのように生まれ変わったのでしょうか?

まずはMVからチェックしてみましょう。

MVをチェック!

思い出の写真を前に…

次々と登場する思い出の写真を前に、海蔵さんが歌い上げる映像となっています。

年代を感じるモノクロの写真から察すると、その写真たちは老夫婦の若かりし頃のもの。

途中で老夫婦を中心に家族写真を撮るショットも登場しました。

最後にはその家族写真を映し出してMVは終わります…

とてもシンプルで落ち着いた仕上がりですが、海蔵さんの歌う表情も相まってジーンと来ますね。

歌詞の内容に則した映像でしたが、いかがだったでしょうか。

実は『愛のカタチ』のMVは3バージョンも存在します。

折角なので、残りの2つもご紹介していきましょう。

Reissue ver.も見てみよう!

セーラー服を着た少女を背後から映したショットからMVは始まります。

暗闇を歩いていく彼女の上には桜の花びらが舞い散っているのですが…

少女の顔が映って驚く点は、彼女はずっと年齢が上の女性だったという事。

スポットライトのような光を浴びる彼女に駆け寄る同じく制服姿の少女たち。

仲良さげに話していることからどうやら友人同士のようですね。

場面は変わり、彼女は浴衣姿に。

どこかの夏祭りで楽しそうに過ごしていますが、ショットが変わりベッドに横たわっている姿になってしまいました。

どうやら何か病気を患っている女性はベッドから動けない様子。

先ほどまでの映像は彼女の心の中で繰り広げられている光景なのかもしれませんね。

思い出すのは大事な人との記憶

MVの主人公である年配の女性はたまにワガママや暴れてしまうことも。

冒頭で登場した通り、心が幼い頃に戻ってしまっているのかもしれません。

そんな彼女に手を焼く家族。

幼い孫だけは仲良くお喋りしています。

時折、元の状態に戻るのか自分の子供たち、そして孫に対してにこやかに話す姿が見られました。

彼女の心の中では少女から大人になるまで、すでに亡くなってしまった夫との思い出が繰り広げられています。

写真立てを眺めるショットが何回かあったので、彼女にとっては夫はとても大事な存在なのでしょう。

最後には心の中で愛する家族全員と笑顔で並んでいるシーンが。

ここまで見て気づいた方もいるでしょうが、この年配の女性が患っているのは認知症。

たまに記憶が戻り、言動がしっかりすることもあるというこの病気を上手く映像で表していましたね。

思わず目頭が熱くなるストーリーでした。

『ペコロスの母に会いに行く』とのコラボMV

柔らかいタッチのアニメで表現

木の下にあるベンチに座っている一人の男性。

散っていく桜の花びらに想いを馳せているようです。

彼が眺めているのは、自分が幼い頃に母親と通った道。

母親が老いてからは車椅子を押して通った道。

一人でバス停に座る母親は、バスが到着しても乗らずに待ち続けています。

何を待ち続けているのかというと、恐らくもう帰ることのない夫の姿。

子供がまだ幼い頃は働きに出ていた夫が船で帰るのを待っていました。

しかし、今は息子に迎えに来てもらう側に。

昔は子供や夫と歩いていた自宅へ向かう階段を、体を支えてもらいながら歩きます。

彼女は花火を見ながら忘れられない亡き夫を思い出しているようです。

窓から眺める姿はどこか可愛らしいですね。

電線にまつわる思い出