you don't ever stop stop stop until you get your way
and I'm getting sick sick sick more than I'd ever say
I bite my tongue every time and keep it in
because you won't ever stop stop stop until the bitter end
so here we go until it all breaks down
出典: ENVY/作詞:Masato Hayakawa 作曲:Ryo Yokochi
あなたは自分の道を得るまで止まることはありません
私が言ったことよりもっと悪くなっていた
私はいつも舌を噛んでそれを見守っている
あなたは決して苦しくなるまで終わらせない
だからここで私たちはすべてが崩壊するまでいきます
サビに“stop”という単語が繰り返し出てきます。
相手は何を言っても我が道を貫き通す人です。
たとえそれが悪い方法であろうとも、まわりの忠告は一切耳に入ってきません。
他人を犠牲にしてもいい……そんな考えではまわりはどんどん離れていくばかりです。
かつては言葉にして止めようと試みた友人、でも結局あなたは止めない。
ここにはいろんなニュアンスの“stop”があるように思えました。
答えは鏡の中
I still remember when you used to be my friend
I'm sorry if somehow you think I'll take the blame you're wrong
take a look inside the mirror
go point the finger at yourself
出典: ENVY/作詞:Masato Hayakawa 作曲:Ryo Yokochi
友人関係が破綻したのはこちらが悪いのだと相手は思っていることがこの歌詞から伝わってきます。
自分の思った通りにものごとが進まないと気が済まないタイプなのでしょうね。
まわりの意見も聞かず、うまくいかないのは人のせいというのは大人気ないように感じます。
鏡を指差せば原因がわかる!という表現も直接的でありながらもグサッと心に突き刺さってきました。
歌詞を見ただけだと、タイトルの「ENVY」の意味である“羨望”“妬み”“嫉妬”はどこにあるのだろうか?と思ってしまいます。
自己中心的に思ったことを貫き通し、時にはまわりをかき乱す人は、羨ましいどころか関わりたくないです。
しかし裏を返せば、この人は思いのまま行動できていて他人の気持ちも気にしない……つまりストレスフリーなんですね。
とても真似したくないとは思いつつも、それができるのが羨ましい!という皮肉交じりの「ENVY」ではないでしょうか。
直訳なので解釈が甘い部分もありますが、「ENVY」の歌詞カードには公式の和訳が掲載されています。
Masatoさんのメッセージを直接感じることが出来るので是非そちらもご覧になってみてください。
クールなライブMVに注目
「ENVY」のMVはライブ風の臨場感たっぷりな映像になっています。
coldrainの演奏する姿が最高にクールですが、一方で少しバイオレンスなシーンも……。
「ENVY」の世界観がありのまま伝わってくるような描写です。
ライブ映像は実際のライブを撮影したものではなく、エキストラを募集して撮影されたものでした。
ライブを撮影したものだとリアルな映像にはなるけれど、音が綺麗に再現できないそうです……。
音にこだわるcoldrainならではの演出ですね。
初の武道館公演
ライブ映像解禁
2018年2月6日にcoldrainは初の武道館ライブを成功させました。
その時のライブ動画が公開されています。
武道館に行った方も行けなかった方もこれを見てcoldrainのシビれるライブを体感してみてくださいね〜♪♪
最後に
いかがでしたか?
今回はアルバム『FATELESS』のリード曲「ENVY」についてご紹介させていただきました。
ノリやすいアップテンポの楽曲でありながらも、歌詞に込められたメッセージはかなりダークです。
サビに向かって変わっていく音にも注目して聴いてみてください。
そして、coldrainは音源よりライブで聴くのがおすすめです。
とはいえ彼らは音源にもかなり力を入れているので、かなりクールで繊細に制作されています。
しかし、カラダに響き渡る重低音は生で体感してこそです。
coldrainが出演するライブやフェスなどにも是非足を運んでみてください。
ラウドロック感のある彼らの楽曲が好きな方はこちらもあわせてご覧になってください。
きっとcoldrainの魅力にますますハマってしまうはずですよ!!