文豪ストレイドッグスの主題歌!

アニメの曲を多く手掛けるSCREEN modeの楽曲!

Reason Living(SCREEN mode)の歌詞を解説!文ストにリンクした歌詞に心踊る?の画像

アニメのタイアップ曲を数多く手掛けるSCREEN mode

 そのSCREEN mode の「Reason Living」はアップテンポなロックの曲調がかっこいい楽曲です。

8枚目のシングルとして、アニメ版「文豪ストレイドッグス」第2クールのOP主題歌となりました。

文豪ストレイドッグスとは

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「文豪ストレイドッグス」は、略称で「文スト」と呼ばれ、人気のある漫画が原作です。

その作品はキャラクターとその設定がとても面白く魅力的

太宰治、芥川龍之介、中島敦といった文豪がキャラクター化され、それぞれの文豪にちなむ作品の名を冠した異能力を用いて戦うアクション漫画である。
各自の能力や人物設定も文豪自身のエピソードや作品にちなんだものが多い。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/文豪ストレイドッグス

純文学に詳しくなくとも、その名前を聞いたことがあるようなキャラクターがいるのではないでしょうか。

また、純文学が好きな人なら、文豪と作品名が能力にリンクしていることに気が付くはずです。

この「文スト」の主題歌曲である「Reason Living」。

歌詞の内容が、キャラクターの背負う過去やバックボーンなどにリンクしているのです。

その内容に「文スト」ファンなら、分かる!と頷くところも多いはず。

どのようなところが「文スト」と「Reason Living」の歌詞はリンクしているのか。

「文スト」の世界観を表現している「Reason Living」の歌詞を解説していきます。

「Reason Living」の歌詞を解説!

悩みをかかえもがく現実

足掻いて、購い、生きる理由探してんだ
眩しい光は、そう…昨日には無いから
宛も無く疾走(はし)る迷い犬達(ストレイドッグス)

出典: Reason Living/作詞:松井洋平 作曲:太田雅友

かっこよく颯爽と誰かの手本になるようなカッコイイ生き方。

そんな生き方を理想としている人もいるでしょう。

しかし、現実は違います

もがいて苦しんで

今日も頑張ることができた

だから、自分は生きていもいいんだ。

そんな風に自分に言い訳をして生きているのかもしれません。

しかし、その生き方は辛く苦しい生き方。

それでも、前に進もうとするのは、そこに立ち止まっていても未来は見えないからです。

また、未来は見えないからといっても過去に戻ることはできません

だから、行き先が決まっていなくても進むしかないのです。

これは、「文スト」に登場するキャラクター達に当てはまる背景ではないでしょうか。

キャラクターたちは、それぞれの重い罪や悲しい過去を背負って生きている

しかし、それを背負い、前へ進もうとする姿勢が見えます。

歌詞はその様子を描いているのでしょう。

空白を埋めるよう、求めていたんだ
一行の文章-sentence-を
無い物強請るけど、それじゃ何も手に入らないや
どうして…何時も溢れ落ちていくのか

出典: Reason Living/作詞:松井洋平 作曲:太田雅友

「空白」はおそらく記憶を意味しているのだと思います。

記憶には思い出せない部分が多いのかもしれません。

その記憶はとても大切なものなのでしょう。

しかし、色々手を尽くしても、記憶は戻らない。

また、欲しいものを欲張ってかき集めてみても、そこに何も残ってはいないようです。

記憶も欲しいものもなにもかも得ることをできないことを知ります。

まるで手で水をすくってもその指の間から零れていくように、うまくいかないのでしょう。

「文スト」とリンクする歌詞

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この歌詞は、「文スト」の主人公である中島敦のことを指している様に感じます。

なぜそう感じるのか?

中島敦の生い立ちを知るとその歌詞の意味が読みとれるのです。

孤児院を追放され、ヨコハマを放浪する少年・中島敦は鶴見川で入水していた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する探偵集団・武装探偵社が追う「人食い虎」の捜索を手伝うことになり、太宰と共に虎の出現を倉庫で待つことになる。そのとき、太宰は敦こそが虎の正体だと告げる。実は敦は無意識のうちに異能月下獣で虎に変身して徘徊しており、それゆえに孤児院を追い出されていたのだ。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/文豪ストレイドッグス