『精鋭』
6thアルバム『TEN』収録
今回スポットを当てる楽曲はC&Kの『精鋭』です。
C&Kの代名詞ともいえるJAMサウンドを体現するようなファンクとレゲエのミクスチャー・ビート。
そこに乗せて歌われる内容は「人生誰もが主役、だから踊らにゃ損♪」という前向きなメッセージです。
月日がたつのは早いものでC&Kも2018年にはデビュー10周年を迎えました。
記念すべきアニバーサリー・イヤーを飾るはずが発売延期されていた6thアルバム『TEN』。
2019年3月20日にようやく日の目を見ることとなりました。
子どもから大人まで誰もが踊り出すMV
総勢62名の『精鋭』が出演!
まずはアルバム発表と共に公開された『精鋭』のMVを見てみましょう。
空手少年の「せ・い・え・い」というかわいらしい掛け声でミュージックスタート!
その後は老若男女、総勢62名の『精鋭』たちが踊りまくりの大狂乱を繰り広げます。
撮影監督は俳優・ダンサーとしても活躍する元DA PUMPの山根和馬氏。
実はこのMVには山根氏が主宰する「ダンコミ・プロジェクト」が大きく関わっています。
「子供たちの底知れぬパワーを"ダンス"を通して引き出し、コミュニケーションの輪を広げていく」
それが「ダンコミ・プロジェクト」のテーマです。
プロジェクト・チームの子供たちのダンスが上手すぎる(!)ことも話題となっている『精鋭』のMV。
C&K印のヘリに乗込み、舞台は山根氏の地元神奈川~浜松城~四万温泉と各所を回っていきます。
登場する62人の『精鋭』はプロジェクト参加者の他、市岡元気先生、おぐねぇ、各地の友人etc...。
さらには浜松城の徳川武将隊まで登場し歌えや踊れやの大狂乱です。
山根氏からのオファーをC&Kが受ける形で制作されたMVは見るだけで元気が出ること間違いなし!
ここからは『精鋭』の歌詞の内容に迫っていきましょう。
皆で人生賛歌
みんなそれぞれが人生の主役!
皆で人生謳歌
たった一度のもんだ
時に悩み迷うが
上を向いていこうか
今を噛み締めようか
縛るものなどないさ
老いも若きも手を取り輪になれ
宴を始めようか
出典: 精鋭/作詞:CLIEVY 作曲:CLIEVY,栗本修
『精鋭』のテーマは「みんなそれぞれが人生の主役だ」というものです。
このごく当たり前に聴こえてしまいそうなテーマにあえてC&Kは真正面から取り組んでいます。
それはきっと大切なことだけど、なんとなく皆が口に出しにくい空気感を感じていることなのでしょう。
人生は誰にも平等に一度だけ訪れ、やがて去っていくものです。
限りある時間を皆スマホを手に下を向いて浪費しているのが現代社会の現状...。
そこにC&Kは山根氏を伴って訪れ「一緒に踊ろうよ!」と誘い出します。
その理由は、空を見上げれば小さな悩みなんか吹っ飛んでしまうからです。
皆が生まれながらの『精鋭』なんだ
我らは精鋭
生まれながら精鋭
踊りな精鋭
出典: 精鋭/作詞:CLIEVY 作曲:CLIEVY,栗本修
『精鋭』という言葉は「優れた鋭い力を持った人」を意味します。
古典を紐解けば9世紀頃にはすでに使用されていた概念のようです。
ここでC&Kは優性思想を基に『精鋭』という言葉を掲げているわけではありません。
ましてや荒野行動の課金システムとも無関係です。
わたし達は1人1人が全く異なる個性・考え方を持って生まれてきました。
そのこと自体が奇跡のような出来事であり、皆にはそれぞれ生まれてきた理由があるのです。
だから人生を謳歌しよう!とC&Kは皆に呼び掛けます。