パンクなサウンドとは違い、歌詞は爽やかな片想いをする女子の心情を物語っています。

1番から見ていきましょう。

1番(Aメロ~Bメロ)

走る電車
連結の辺りで
前の車両
ずっと チラ見してた

つり革つかまる
あなたの右腕
昨日より陽に灼けて
太陽 近づいた

出典: メロンジュース/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

夏の朝の通学電車。

主人公には密かに想いを寄せる相手がいます。

相手に悟られたくないのか、はたまた恥ずかしいのか、隣の車両から彼を見つめる主人公

彼はおそらく運動部なのでしょうね。

主人公は、毎日少しずつ陽に灼けて黒くなっていく彼の腕に注目するのです。

顔じゃ無いところに、奥ゆかしさを感じます。

サビについては、この後まとめて解説します。

2番(Aメロ~Bメロ)

こんなそばで
憧れている
女子がいると
いつか気づいてよね

ガタガタゴトンと
ハートは揺れてる
いくつ駅を過ぎたら
何かが起きるかな

出典: メロンジュース/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

相手に対し、自分の気持ちに気づいてほしいと思う主人公。

しかし、隣の車両から見つめているだけでは難しいのではと思うのですが。

ある日、彼がいつもと違う車両に乗ることになり、自分のすぐそばに立つかも知れない…

そんな偶然を夢見ながら通学する主人公なのでした。

サビ

【メロンジュース/HKT48】歌詞解説!歌詞中の「メロンジュース」が指す物とは?爽やかな片思いソングの画像

サビは、1番、2番で使われている歌詞がコーダでも出てきますので、ここではコーダの部分で解説します。

だから
メロンジュース
ちょっと
大人ジュース
恋は汗をかくもの
夏は
メロンジュース
それは
夢のジュース
想いすべて絞って

愛は
メロンジュース
だけど
切ないジュース
目と目 合えば満足
一人
メロンジュース
たまに
涙ジュース
私 片想い中

出典: メロンジュース/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

彼女の汗は、暑さのせいではなく、の火照りからくるもの。

そして、切なさから涙も出てしまいます。

いずれにしても、青春というか、主人公の初々しさを感じる歌詞です。

ただひとつ、謎がのこります。それはこの歌詞。

ちょっと
大人ジュース

出典: メロンジュース/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ

大人」っていうと、どういうことなのでしょうか?

ここで残されたCメロの歌詞を見ていきましょう。

結局「メロンジュース」とは何だったのか?

間奏の後、Cメロの歌詞はこうなっています。

通学路の出会い(出会い)
愛しさが募る
胸の奥の果実(果実)
ジュースにしよう

出典: メロンジュース/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ