メロンジュースとは、主人公の心に秘めた想い、真心なのです。
そして、先ほど残った謎の「大人」なのですが、多分これは主人公の想像だと思われます。
いちごでも、オレンジでも、グレープでもなく、メロンはちょっと高級な果物。
かといって、マンゴーほど高級ではなく、よく知られている果物です。
そもそも、メロンジュースってあまり見かけませんね。
フルーツ店で生ジュースのメニューとして見かけますが、少し高めのお値段。
そういう点でも、大人の飲み物というイメージが筆者にはあります。
つまり、主人公が少し背伸びした感じを「メロン」という果物に含ませているのではないかと。
ところが…
実は秋元康さんがこんなことを
実を言うと、この「メロンジュース」の作詞にあたって、秋元康さんがコメントを残されています。
2013年に放送された番組「HKT48のおでかけ!」でのことです。
秋元康さんは「メロンジュース」という言葉を使って、盛り上がる曲を作りたかったのだそうです。
なんと、「メロンジュース」という単語ありきで、できた曲だったのでした!
なので、「大人」に関しても、それほど深い意味は無い、のかも知れません。
それにしても、「メロンジュース」から、こんなに可愛い歌詞のラブソングを仕上げるとは…
秋元康さんの才能は改めて凄いです。
ライブハウスを再現したMV
先ほど観ていただいた「メロンジュース」のMVについて、少し解説を加えましょう。
MVは観客で満員のライブハウスにHKT48のメンバーが入場してくるところから始まります。
撮影会場は神奈川県横浜市にかつてあったライブハウス「横浜BLITZ」。
土屋隆俊監督のもと、抽選で選ばれた1,000人のエキストラを迎え撮影されました。
この曲の振り付けは竹中夏海さんです。
「メンバーがジューサーの中でかき回されてHKT48全体がメロンジュースになる」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/メロンジュース_(曲)
というイメージで振り付けを考えたそうで、実際サビの部分ではかなり激しく頭を振り回してますね。
メンバー皆さんの髪がサラサラなので、首を振ったときの乱れ方も美しいです。
途中、カメラを手で隠したり、兒玉遥さんがペットボトルの水をまいたり、パンクな感じが凄い!
多田愛佳さんもホースで放水してますね。
さらに客席側も、何名かの女性が観客に持ち上げられて、とても盛り上がっています。
そして、会場一体となって「メロンジュース!」と叫んで曲が終わります。
このあと、客席に向かってにこやかに手を振るのがやはりアイドル。
「カッコかわいい」HKT48なのでした。
「これが一番好き」というファンも
以上、HKT48の「メロンジュース」について、解説してきました。
ここで、もう一つだけ。
「メロンジュース」はHKT48のセカンドシングルですが、歌詞がファーストシングルとリンクしているように思えます。
HKT48のファーストシングル「スキ!スキ!スキップ!」は男性が主人公の片想いソング。
「メロンジュース」は女性が主人公の片想いソング。
そして、どちらも曲も「電車」が出てくるのです。
どちらの曲も明るいイメージがありますし、つながりがあるなと感じました。
さて、この「メロンジュース」はYouTubeでMVを観られます。
コメント欄を見ると「代表曲」、「最高」とか「1番すき」といった声が寄せられています。
確かに、盛り上がれる曲ですし、HKT48のイメージにぴったりなのかも知れません。
HKT48の楽曲解説はこちらでも
OTOKAKEでは、HKT48の楽曲解説を掲載しています。いくつかピックアップしてご紹介します。
【スキ!スキ!スキップ!/HKT48】歌詞解説!思わずスキップ?!スキが溢れる楽しい気持ちが伝わる♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
HKT48の「スキ!スキ!スキップ!」はアップテンポでスキップしてしまうような、明るくテンションの高い曲です。だがしかし、歌詞をよく読んでみると意外な設定が……また、実はダンスが難しいという楽曲を紹介いたします。
先ほど「つながりがあると感じる」と書いたファーストシングル。
詳しい歌詞の内容はこちらで解説しています。
「12秒/HKT48」はまさかのWセンター?!歌詞のテーマは○○!ポジション&動画情報はこちら♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「12秒」(じゅうにびょう)は、2015年4月22日に、HKT48の5作目のシングルとして、ユニバーサルミュージック(UNIVERSAL SIGMA)から発売されました。 この歌の歌詞のテーマは、なんでしよう。 それを、これからご一緒に見ていきましょう。
「12秒」もロック調のアグレッシブな曲。
でも何故か「不思議の国のアリス」をイメージしたMVです。