大阪の雷雲寺
ロットンの「金色グラフティー」のMVに登場するお寺は、大阪にある“雷雲寺”というところです。(画像は違うお寺です…)
ロックバンドのMVのロケ地になっただけあって、音楽イベントなども定期的に行なっていました。
音と光に溢れるお寺ということで、まさにライブをするにはうってつけの場所かもしれませんね。
過去にプロジェクションマッピングとコラボしているお寺がありました。
流行に乗って進化を遂げていくお寺とロックミュージックの融合も素敵だなと思います。
もしかしたら今後、音楽イベントを推奨するお寺がどんどん増えていくかも……?
「金色グラフティー」の歌詞
その先には何が見える?
お前の見てる世界は?
出典: 金色グラフティー/作詞:KAZUOMI、N∀OKI、NOBUYA 作曲:KAZUOMI
特徴的なギターリフから始まるイントロの途中で、歌というよりは問いかけのような部分です。
わたしには「金色グラフティー」の内容に踏み込む前の導入文のような存在に思えました。
同じものを見ているようで、実は全く違うものを見ていたりします。
人によってそれは美しい景色だと感じる場合もあれば、二度と見たくない景色に思えるときもあるのです。
景色は同じなのに、なぜこんなに様々な感想が生まれるのでしょうか?
それはやはり、その景色を見る人の感情がそこにあるからです。
嫌なことがあった日はどんなに美しいものを見ても、心が落ち込んでいるからなかなか美しいと思えない……。
しかし、心に余裕があるときや良いことがあったときはこの世のすべてのものが美しく感じてしまいます。
あの頃の輝き
夕焼け空に浮かぶ金化粧
輝き狂って夢の中
風に吹かれてwou-wo
何処へ行くのか?
何処へ行くのでしょうか?
あの日の記憶は夢の中
金色グラフティー
出典: 金色グラフティー/作詞:KAZUOMI、N∀OKI、NOBUYA 作曲:KAZUOMI
ライブではイントロの前にこのサビの部分をお客さんが大合唱します。
なので、ライブ参戦予定の方は覚えておくと楽しめますよ〜♪♪
さて、先ほど夕焼け空と一緒にこの楽曲を聴くと良い!とお伝えしました。
まさにこの歌詞の部分のことです。
“金”というのは輝きを放つもので、人を魅力的にします。
その“金”と自分自身の栄光をかけているような歌詞です。
かつて輝いていた自分は、これからどうなっていくだろうか……。
過去の栄光にすがるばかりでは成長は出来ないけれど、上手くいかないときには思い出してしまいます。
甘酸っぱい思い出としてしまっておける日がくるならば、それは成功できたときです。
便利だけが良いものなのか?
孤独にまみれたモニター画面
軽薄な狂った便利
コンビニの明かりで
落ち着き癒され
手間を省いて始まり
完結のフルコース
むしゃぶりついて喉心潤す
出典: 金色グラフティー/作詞:KAZUOMI、N∀OKI、NOBUYA 作曲:KAZUOMI
現代の便利さを虚しく感じる気持ちが歌詞から伝わってきます。
モニターといえば、スマホやタブレット、パソコンなどでしょうか?
人と人が面と向かってするコミュニケーションが薄くなり、画面を通した付き合いが増えました。
すぐに連絡がとれるから一見とても便利になっているように感じます。
しかし、言葉のニュアンスが上手く相手に伝わらないので、些細なトラブルが多いのも事実です。
人の温もりに触れる場所で人の声を聞けば、相手の表情や言葉の意味も理解しやすくなります。
どちらが絆をより深めてくれるかは一目瞭然ですね。
特別な夕焼け空
黄金空が頬を染めていた
あの日の君は夢の中
胸を締め付けてwou-wo
振り返らず行け
あの日のその先へ
風を追い越して今日もまた
輝き狂ってwou-wo
夕焼け咲くセッション
あの日の君は夢の中
金色グラフティー
出典: 金色グラフティー/作詞:KAZUOMI、N∀OKI、NOBUYA 作曲:KAZUOMI
夕焼け空は赤色っぽいものもあれば薄紫色っぽいものもあります。
燃えるような夕焼けというだけあって、暖色系のイメージです。
日によって変わる空の色は、人々の心情のようですね。
時々現れる、黄金色の輝くような空を見たことがあるでしょうか?
その空の色と、自分の人生の輝きは連動しています。
昔の楽しかった記憶を思い出すだけではなかなか前には進めません。
嫌なことばかりが続くと立ち止まりがちですが、とにかく前に進むことでいつかさらに輝くことができます。
「金色グラフティー」は、輝いていた時間を胸に、さらなる飛躍を促してくれるような歌詞に思えました。
最後に
ロットンの名曲「金色グラフティー」についてお伝えしてきました。
ライブに行くなら外せない1曲なので、これからロットンを聴こうと思ったあなた!!
まずはこの曲から始めてみてください。
そして、もっとロットンの楽曲が聴きたい方は是非こちらもご覧になってください。
新たなロットンの魅力が発見できるはずですよ〜♪♪