ワールドイズマイン(supercell feat.初音ミク)のタイトルの意味は○○！？歌詞情報あり♪

「少しくらい叱ってくれたっていいのよ？」という歌詞からは基本今までのわがままを全て受け入れてくれている優しい彼氏像が見えてきます。

しかし、そうやって全てをこなしてくれるからこそ、「おひめさま」のわがままは増長していくのです。

難しい乙女心ですが、だからこそ、たまに「叱ってくれ」ないと不安になってしまうのですね。

不安になった「おひめさま」は「おててが空いてます」と手を繋ぎたいアピールをし始めますが、いつもどんな時でも自分の願ったことに気づいてくれると思っていた「無口で無愛想な」彼氏が、今日はたまたま気づいてくれません。

するとますます不安になっていくのでした。 「ぜったいキミはわかってない！　わかってないわ…」という歌詞は、自分がどれだけ彼氏のことが好きで、日々の些細な行動一つ一つが自分を不安から救ってくれているのかということを彼氏は「わかっていない」と言いたいのでしょう。

色々と要求する一つでも気づいてくれないとどうしても不安になってしまう、わがままなのに心は実は弱い一面があって、そんな彼女に対してついつい世話を焼いてしまうのは、きっと彼氏も放っておけないのでしょうね。

「いちごの乗ったショートケーキ」「こだわりたまごのとろけるプリン」とおいしそうなスイーツの描写が続きますが、それらはいつも彼氏から与えてもらっているものなのでしょう。

しかし、彼が自分を「わがままな子」だと思って嫌いになるくらいなら「我慢」だってできると言っているのです。

相当可愛い女の子で、きっと相当甘やかされて育ってきたのでしょう。

そのため、全ての基準が甘やかされ仕様なのですが、そんな彼女なりに、彼氏のためなら「我慢」をすることだってできると言っているのです。

育ってきた環境によって、「わがまま」を「わがまま」と思わない女の子も確かにいると思うのですが、そこを無理やり矯正して直させようとするのではなく、ここまで好きにさせて、自然と自分から直そうとさせている彼氏の器量は相当なんでしょうね。

可愛い女の子の歌のはずが、一見尻に敷かれている男の子の方がかっこよく見えてくるので、すごい歌詞ですよね。

前の歌詞で手を繋ぎたいアピールをしたのに気づいてもらえなかった彼女は「ちゃんと見ててよね　どこかに行っちゃうよ？」と彼氏から離れようと駆け出したのでした。

そんな彼女は周りを見ておらず、車道に飛び出そうとしたのでしょう。

それに気づいた彼氏はさっと抱きしめたのでした。

動揺する彼女に「轢かれる　危ないよ」と言い、照れて顔を背ける「キミ」。

きっとその横顔は彼女にとっては「世界で一番」「おうじさま」だったのでしょうね。 「…こっちのが危ないわよ」というのはつまり、車には「轢かれ」なかったけど、「キミ」にはもっと惹かれてしまったというなんとも上手いオチでした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

結構ストレートな歌詞なので、ここまで徹底的に解釈するのも需要がないかと思っていたのですが、いかがでしたか？

「ワールドイズマイン」は女子にとっては日頃言えないようなわがままを歌に乗せて思いっきり言える曲ですね。

そして、ツンデレな子が好きな男子にはたまらない歌詞でもあると思います。

VOCALOIDの名曲、カラオケ人気曲な理由がわかりますね。

上の動画は、絵がとっても可愛らしく、歌のストーリーも可愛らしいイラストで広げている動画です。

よかったら見てみてください。