ビヨンセ【Halo】歌詞を和訳して解釈！あなたってどんな存在？二度と恋に落ちないと決めていたけど…

「栄光よ

私はあなたの栄光を感じることができる

私はあなたの栄光の光輪を見ることができる

私はあなたの栄光の後光を感じることができる

私はあなたの栄光の天使の輪を見ることができるの

栄光の光を」

いよいよクライマックスです。

間にリフレインを挟みますが繰り返しになるので訳出は割愛いたしました。

なぜ私は他の誰でもなくあなただけに「Halo」を見ることができるのでしょうか。

閉じていた心を開けるともなく解放してくれたあなた。

様々な賛辞が贈られるこの歌ですが具体的に誰を指すのかなど考えるのは野暮です。

リスナーひとりひとり魅力に思う人は違うはず。

ビヨンセはリスナーの想像力の羽ばたきを邪魔しないように注意しています。

できれば寄り添っているパートナーの魅力にもう一度気付いて欲しい。

今、パートナーがいない人にはこれから必ず素敵な出逢いがあるから夢を追って欲しい。

ビヨンセが「Halo」に渾身の想いを込めたのはこうしたメッセージを受け取って欲しいからでしょう。

私のようにパートナーの魅力や輝きを感じて、見て、抱きしめられるようにと願います。

「Halo」

どこか抽象的で掴みどころがないワードでもあります。

カタカナ英語での「ヘイロー」も日本社会ではまだ定着していません。

栄光や神々しい輝き。

やはり背景にはキリスト教的な観念が透けて見えます。

ただし、信じる心というものは何も宗教だけに限られたものではないです。

身近なパートナーとの約束を信じて生きているのが私たちの日常でしょう。

相手の笑顔に癒やされて今日を生きる。

その笑顔の輝きもまた「Halo」であるはず。

その魅力とはささやかなものの集まりです。

今は暗い闇の中に心を閉ざしている人にもいつか「Halo」がもたらされるから安心して。

そしてこの歌の意味を信じて欲しい。

それがビヨンセの願いだと思われます。

彼女が満たされた愛を歌うときはいつも神聖なものになるのです。

その声量がゴスペルのような響きを感じさせるから。

それはビヨンセ自身の「Halo」でしょう。

人は誰しもが「Halo」を持っています。

愛する人から「Halo」を感じる。

愛する人に「Halo」を贈る。

こうした相互理解の上に理想の愛が育まれます。

自分自身が「Halo」になることは努力して挑戦する価値のあるものです。

どうか美しい日々をシェアできますように。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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