歌詞の中でも、”過去と未来”の繋がりを歌っています。
ミュージックビデオでは、主人公の苦悩や不安が描かれていますね。
しかし必ず救い出すという強い想いがダンスにも込められているようです。
ここで面白いのは明るい映像と暗い映像の対比であり、彼らはどこまで行こうと「闇」が基本にあるということです。
昼間の明るい所にいたとしても彼らは決して笑うことなく、心底から笑顔になることは最後までありません。
寧ろその光が強ければ強い程彼らの中にある闇もまた反比例の法則で強まっていくのです。
ドラマの内容もその通りで、最後までどこか晴れない寂しさ・切なさが付きまとうことがこの映像で示されています。
【Don't Leave Me/BTS(防弾少年団)】ドラマ「シグナル」主題歌☆収録アルバム情報あり - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ドラマ主題歌に使用されたことにより話題になった「Don't Leave Me」とは一体どんな曲でしょうか?収録アルバムの情報から歌詞までを詳しく見ていきましょう!
第7位「The Truth Untold」
「The Truth Untold」はアルバム曲ですが、ランクイン!
2018年5月18日にリリースされたアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」収録曲です。
楽曲タイトルの和訳「伝えられなかった真実」はファンの間でも人気曲。
ピアノの音色がメインとなって、それまでの楽曲と全く違う雰囲気です。
楽器の音数を最小限にして表現する曲の世界観はとても悲しく切ないストーリー。
この歌こそある意味では1番防弾少年団のグループカラーを凄くよく表わした歌だといえます。
彼らが表向きにつけているあの尖った攻撃性と内向性は本質のように見えて意外とそうではないのかもしれません。
社会に見せているその顔は結局8割方が「周りの望む顔」であり、彼らもまたそれから逃れることは出来ないのです。
「語られない真実」という言葉が示すように、人々は皆何かしらの形で仮面をつけて生きているということでしょう。
タイトルが表す通りミュージックビデオではそれぞれカップルの設定からはじまります。
中には、片思いかと思わせるメンバーの表情も印象的。
主人公1人1人の背景が違うので何度か見るとよくわかっていますよ。
そして何よりも、この曲ではダンスが一切ないのが特徴ですね。
しっとりとバラードで響き渡る歌声は一味も二味も違います。
歌詞を見てみると、”この場所から出ることができない運命”を嘆いています。
想いを寄せる君に会いに行きたいし、手を握りたいけれど…
自分はここから出られない、囚われている、名乗る名前もないんだ、と。
本当の自分を見せることが怖くて本当のことを言えない。
そんな苦しくて切ない葛藤が描かれているのです。
悲しいバラードに涙するファンも多くいました。
6位~4位
第6位「DNA」
2017年12月6日にリリースされた日本8枚目のシングル「DNA」です。
オリコン週間ランキングでは1位を獲得し、日本でも大ヒット曲に。
同年にロサンゼルスで開催されたアメリカン・ミュージック・アワードにノミネート。
しかも韓国グループとしては初めての招待だった事も話題になりました。
ここで披露した楽曲が「DNA」。
日本でもミュージックステーションスーパーライブで披露した記憶に新しい楽曲です。
この歌は遂に「闇」から抜け出して「光」を堂々と浴びることが出来た防弾少年団の輝かしい姿が描かれます。
それまでずっと闇の中で嫉妬し艱難辛苦を体験してきた彼らが試練を乗り越えて見事に羽ばたいたのです。
しかし、音楽や歌詞などを見れば分かるようにどこか儚さや切なさのようなものを身に纏っています。
そんな彼らの儚い美しさが非常によく表現されているのではないでしょうか。
「DNA」ミュージックビデオ
このミュージックビデオは防弾少年団らしい仕上がりだと思います。
メンバーのキャラクターに合った衣装とヘアスタイルが自然体。
全員が1番カラフルだった時期かも知れません(笑)
世界の大舞台で披露したとだけあって、ダンスのフォーメンションも素晴らしい。
あっという間に防弾少年団の魅力に引き込まれる楽曲だと思います。
一糸乱れぬクオリティの高いダンスはさすがとしか言いようがありません!
【DNA/BTS(防弾少年団)】DNAで感じる運命…‼ドキドキの歌詞と宇宙を感じるMVは必見! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
BTSの「DNA」の歌詞にはとてもピュアな愛が感じられます。それは少年が少し成長して心から信頼できる特別な人を求める気持ちですね。BTSの魅力と共に「DNA」の歌詞やMVをご紹介します。
第5位「血、汗、涙」
2017年5月10日にリリースされた「血、汗、涙」。
楽曲はさることながら、ミュージックビデオがひとつの映画のような出来栄え。
映像美や世界観など、どれをとってもこれまでのミュージックビデオの中でもピカイチです。
ミュージックビデの世界観は歌詞にも表れています。
一見トリッキーな内容かと思いきや、これは「愛」の歌なのです。
愛する人に支配されいく様を大胆に表現しているかのような。
この楽曲は、防弾少年団が大人へと成長する段階で誕生した曲。
そのためメンバーも思い入れがあるそうですよ。
少年・青年から大人へと成長することで湧きでてくる感情。
そういったものもミュージックビデオからは感じ取ることができます。
詳しい歌詞の内容は、ぜひこちらの記事をご覧ください!
これまでの楽曲と比べると、防弾少年団は一気に大人の色気が増したことが窺える1曲です。
これまでは少年のあどけなさをどこかに残しつつも、社会に対して抵抗している危うい青年という印象でした。
それがこの曲で1つ若き苦しみ・試練を乗り越えて、今度は大人のステージに立つようになったのです。
血と汗と涙に塗れた彼らの真の戦いはこの曲から始まったといえるでしょう。
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BTS(防弾少年団)の「血、汗、涙」はメンバーにとって記念すべき曲。大人の魅力も加わり、世界に広く発信していくきっかけにもなりました。曲自体も素晴らしいですが、PVの完成度も高いです。きっと、BTSが創り上げる世界に引き込まれてしまうことでしょう。