「チェインギャング/THE BLUE HEARTS」をANARCHYが歌う！？歌詞に迫る！MVあり♪

現代版「チェインギャング」と言えるような歌詞が並びます。

時代は変われど、生きにくさを感じるという悩みは大きくは変わらないのだと感じさせられました。

「当たり前」や「常識」という名の鎖に繋がれ、それでも生きていかないといけないというのは一人では難しい。

だけどそんな自分を認めて、愛してくれる人さえいれば生きていることが楽になる。

そんな思いを歌っているのかなぁと思いました。

では、このチェインギャングを歌うANARCHY(アナーキー)とは一体どんな人物なのでしょうか。

1981年に大阪で生まれ、京都の団地で育ったANARCHYは、17歳で暴走族のリーダーになりました。

数々の喧嘩などで決闘罪に問われ、1年間少年院にも入所しました。

余談ですが、この「決闘罪」というのは決闘を申し込んだ人、申し込まれた人、もろもろに関わった人に処される罪ではあるのですが、事例は少数。

貴重な人物として「水曜日のダウンタウン」でANARCHY自身がインタビューを受けたこともあるんです。

そんなANARCHY、少年院で「Zeebra」が出演する番組を見たことがラッパーを目指すきっかけ。

その後は地道な活動を続け、徐々に知名度を上げていきます。

ヒップホップ誌「BLAST」の最終号での企画「The Future 10 Of Japanese HipHop」において、将来を期待できる5人に選ばれました。

その後もラッパーとしての活動を続けながら、執筆活動や映画出演なども果たしています。

近年では「HiGH&LOW」シリーズで「９」役として登場するなど、俳優としても活躍しています。

チェインギャングは2016年に発売されたアルバム「BLKFLG」に収録されています。

昔からのテイストと少し方向性を変えてきたことが、ファンの間でも賛否両論あるアルバムではあるようです。

初回盤にはライブDVDとアルバム収録曲を使用した約30分のMV連動型短編映画もついています。

11月7日現在まだ初回限定盤は残っていますので、是非チェックしてみてください。