どんな曲?

アルバム「燦々」の中に収録

カネコアヤノ【ぼくら花束みたいに寄り添って】歌詞の意味を解釈!何に感動している?瞳の奥にあるものとはの画像

本曲は2019年9月18日にリリースされた「燦々」の10曲目に収録されています。

少し難しい言葉ですが「燦々」とは“太陽などが明るく光り輝いている様”を表す言葉です。

【ぼくら花束みたいに寄り添って】は正に、陽光の差す部屋の風景を彷彿させるような楽曲ですね。

MVをご紹介

YouTube上にMVが公開されているのでご紹介します。

【ぼくら花束みたいに寄り添って】のMVはよく聴けば分かるのですが、リリースされている音源とは少し楽器の音や歌い方が違うんです。

スタジオライブの模様を撮影したものをそのままMVとして使用しているそうで、その為に音が違うのですね。

ライブ音源だけあって普通の音源よりもやはり臨場感が感じられます。

どこがどの様に違うのか聴き比べてみるのも面白いかも知れませんね!

収録アルバムのタイトル「燦々」に似つかわしく、陽光の差す小部屋を彷彿とさせるような【ぼくら花束みたいに寄り添って】。

主人公は一体何に感動しているのでしょうか?彼女の瞳の奥にあるものとは?

曲名がなぜ「ぼくら花束みたいに寄り添って」なのかも気になるところですね。

聞きどころの沢山ある楽曲です。じっくりと紐解いていきましょう。

僕と君

紛らわせる

音楽が終わるのと同時に
晴れてた空が曇ってしまって
明るい部屋が翳りゆく

出典: ぼくら花束みたいに寄り添って/作詞:カネコアヤノ 作曲:カネコアヤノ

晴れた日の昼下がりでしょうか。

カーテンの隙間から柔らかな陽光が差し込んでいるのが目に浮かびます。

主人公は部屋で音楽を聴いていたのですね。

歌詞の中では音楽が終わった瞬間に天気が悪くなっています。

本当にそんな事があり得るのでしょうか?

100%あり得ないとは言い切れませんが、おそらく言葉の真意は他にあるのでしょう。

部屋の中でぼーっと好きな音楽を聴いている時、不意に音楽が鳴り止んだあの瞬間。

どういう訳か少しだけ寂しい気持ちになるものです。

そんなちょっぴりブルーになってしまった気分を天気と重ねているんですね。

純粋で優しい心

最近悲しいニュースが
多いねと呟く君の横顔
失礼だけど可愛すぎて

出典: ぼくら花束みたいに寄り添って/作詞:カネコアヤノ 作曲:カネコアヤノ

主人公は何となく怠惰な昼下がりを、彼女と2人で過ごしています。

音楽を聴くのをやめてテレビを見ているのでしょうか?

ゴロゴロしながらスマホをいじっているのかも知れませんね。

そんな退屈な時間を過ごしている時でした。

悲しいニュースが多い事を嘆く彼女がポツリと呟いた一言が、主人公の心に刺さりました。

もちろん彼女の顔自体も綺麗だと思っているに違いありません。

しかしこの時、主人公は今居る空間に物足りなさを感じていました。

どうしようもない心の隙間に、スルリと入り込んで来たのが彼女の言葉だったのではないでしょうか。

きっと主人公は彼女が言う様に悲しいニュースが多いとは思っていなかったのでしょうね。

自分が気にもしていなかった事に気が付き、嘆いている彼女。

その様を見た瞬間、堪らなく愛おしさを感じてしまったのでしょうね。

この時、主人公は彼女の話があまり耳に入らなくなっているようです。

悲しいニュースの事など、どうでも良くなってしまう程に彼女の事を可愛いと感じているという事ですね。

君の才能

抱きしめたくなるほど

感動している些細なことで
間違ってないよとこちらへおいでと手招き

出典: ぼくら花束みたいに寄り添って/作詞:カネコアヤノ 作曲:カネコアヤノ